有馬温泉の滝(Arimaonsen no taki)

兵庫県神戸市北区有馬町 総合評価7
 有馬温泉付近には有馬四十八滝と言われるほどたくさんの滝がある。特に冬季は氷瀑で有名だ。



撮影2020/12/12
 三百名山のひとつ、六甲山へ。今回は有馬温泉側の白石谷から山頂を目指し、帰路は鍋谷の滝を擁する小川谷を下る周回コースを選んだ。青い線が今回の行程を描いている。
携行装備)
 ・沢靴、ダブルストック、毛糸帽子、手袋、冬山用ジャケット、セーター、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト、熊よけ鈴
 ・食料(おにぎり×1、チョコレート×3、バナナ×1、ペットボトル×3)
(7時30分)
 車は有馬温泉駅近くに停め、有馬口駅まで電車で戻る計画。
 白石谷の様子が分からなかったため、念のため沢靴を選んだが、結果的には登山靴でも問題なかった。
 まずは駅近くの亀乃尾不動滝へ。
亀乃尾不動滝(カメノオフドウタキ)地図 落差5m 評価2
 亀乃尾不動滝は、相変わらず水量が乏しい。前回よりも壁面が赤く染まって見えた。
 滝の映像
(8時15分)
 六甲山ロープウェイの有馬温泉駅に到着するも、道を誤り簡保の宿まで足を延ばしてしまう。約30分のロス。白石谷を前にしての道迷いに不安が募る。
 鼓ヶ滝にも再訪した。
鼓ヶ滝(ツヅミガタキ)地図 落差8m 評価4
 鼓ヶ滝は台風の影響で人工滝となったが、自然の姿を模そうとする努力が感じられる。
 滝の映像
(8時30分)
 林道に戻り、登山開始。
(8時40分)
 白石谷は途中まで紅葉谷と同じ道なので、ここは右に向かう。
(8時50分)
 ここも紅葉谷の方へと向かった。
 紅葉谷は水は流れておらず、滝の水量が気になる。
 紅葉谷に到着。
(9時00分)
 白石谷に入ると「熟練者向け・危険な岩場あり」の案内板が現れ、気を引き締める。
 沢を横切る場面もあるが、水量は少なく問題なし。水量が多い時期はやはり沢靴の方が良いだろう。
 前方に白石滝が見えた。
白石滝(シライシタキ)地図 落差10m 評価6
 雪景色に覆われていた前回とは異なり、三段の流れがはっきりと見える。
 評価も6点に修正した。
 白石滝を直登りするのは大変そうだ。
 赤テープに従い左岸を高巻き、慎重に進む。
 高巻き道は枯れ葉が積もり、滑り落ちないように慎重に歩く。
 沢へ戻ったが、かなり荒れていた。
 本当に登山道か心配になるが、ケルンが登山道であることを教えてくれた。
 流木に埋もれた滝があったが、もしかすると二段ノ小滝かもしれない。
三条ノ小滝(サンジョウノコタキ)地図 落差3m 評価2
 こちらは三条ノ小滝だろうか。小さな滝だ。
 登山道と言えるほど整備されていないが、ロープが垂れていることで道に迷っていないことが分かる。
 沢をどんどん登って行く。
 左側奥に水は流れていないが、滝らしい景観が見える。
 この辺は有馬四十八滝と呼ばれたところなので、もしかすると名があるかもしれない。
(9時40分)
 左側に大きな滝が見えた。案内板には白竜滝とある。
白竜滝(ハクリュウタキ)地図 落差15m 評価7
 二段の大きな滝だ。
 最初はこの滝を直登りするのかと思ったが、ちょうど通りかかった単独登山者に右側の沢を登ると教えられた。
 右側の沢の小滝を登る。
布振滝(ヌノフリタキ)地図 落差5m 評価3
 布振滝は左側にロープが垂れ下がっていた。
 ここが一番の難所で案内板にあった「熟練者向け 危険な岩場あり」はここを刺しているようだ。結果的にはここ以外に難所はなかった。
 左岸を歩いていると、眼下に滝が見える。対岸の崖には大安相滝の案内板が見えた。
大安相滝(ダイアンソウタキ)地図 落差7m 評価3
 直登りも出来そうだが、自重。
 滝の映像
 前方に堰堤が現れ、右側の崖をよじ登る。
 急坂を登っていると笹原になった。山頂まであと少し。
(10時30分)
 ロープウェイ駅から2時間で山頂へ。
 三角点は一等三角点「六甲山」。
 有馬側が遠望出来るが、あいにく霞がかかっていた。
 山頂から六甲山縦走路を歩く。
 車道と並行するように歩くが、結構アップダウンがあった。
 極楽茶屋跡の展望台に座りおにぎりとパン、それにバナナで昼食休憩を取る。
 展望台からは六甲アイランドが良く見えた。
(11時40分)
 極楽茶屋跡から下山開始。
 ここを右に行くと紅葉谷道だが、今回は別ルートで下山した。
 ここを左に向かって小川谷へと向かう。
 あまり歩かれていない為、道も不明瞭だった。
 急坂を降りると目の前に巨大な堰堤が現れる。
 堰堤を越えると林道だが、かなり荒れていて、ほとんど登山道のようで車の通行は不可能だ。
 猪の鼻小橋と書かれた橋があった。
 橋から覗き込むと、滝の落ち口が見える。
 少し歩くと滝つぼへと降りる道があった。
猪の鼻滝(イノハナタキ)地図 落差8m 評価4
 ロープを伝い滝つぼへ。少しヒョングリ気味の爽快な滝。
 林道からはいくつも滝が見えるが、この辺は逢山峡と言う急峻な渓谷だ。
 鍋谷の滝は小川谷の支流にある。神戸市水道局施設脇から鍋谷の滝へ向かう。
 水道局施設の右脇へと進むと、沢へと降りる踏み跡がある。
 ここで沢を渡るが、沢靴を履いていて良かった。
 飛び石伝いに歩いて行けるので、靴の中に水が入ることはないが、登山靴では滑るかもしれない。
 鍋谷の滝は三段の滝だが、最下段の滝と最上段の滝が見えた。
鍋谷の滝(ナベダニノタキ)地図 落差16m 評価7
 らに進むと中段と上段の滝も現れ、10メートルほどの落差が迫力を生む。
 滝の映像
(13時50分)
 ここが林道終点の車止。
(14時10分)
 林道終点の車止めを経て、有馬口駅に到着。有馬温泉駅から6時間40分の行程だった。
 折角、有馬温泉まで来たので、金の湯に寄って帰る。
 有馬温泉は紅葉が真っ盛り。
 河原のイベント会場では渓流爆にも出会えた。



撮影2014/2/9
 有馬の氷瀑を見ようと、今年に入ってから寒波の訪れを待っていた。関東では「20年振りの大雪」と報じられた日、奥さんと二人で有馬四十八滝へ向かった。
 大雪だから人影もまばらだろうと思っていたが、現地に着くと予想を裏切る大勢の登山客に驚かされた。
(9時30分)
 六甲有馬ロープウェーの駐車場に車を停め、雪山仕様のスキーウエアにアイゼンを装着した登山靴で歩き始める。
(9時55分)
 まずは林道を進む。約25分で登山道への分岐が現れた。
(10時20分)
 極楽茶屋跡と七曲滝の分岐に到着し、七曲滝方面へ。滝まではすぐのはずだが、渋滞でなかなか進まない。
 谷底へ滑落する人も出てレスキューが出動するなど、現場は緊張感に包まれていた。
七曲滝(ナナマガリタキ)地図 落差30m 評価7
(10時40分)
 20分かけてようやく滝前へ。両岸にはつららが垂れ下がり、見事な氷瀑を形づくっていたが、中央部は勢いよく水が流れ落ちていた。
 他の登山客も、完全凍結を期待していたのか、どこか残念そうな表情を浮かべていた。
(11時00分)
 大渋滞を抜け、極楽茶屋との分岐へ戻る。ここからは極楽茶屋方面へと山道を登る。
(11時20分)
 百間滝・似位滝の分岐を曲がり、さらに山道を進む。最後は大きく高度を下げて谷底へ。
百間滝(ヒャッケンタキ)地図 落差30m 評価6
(11時35分)
 谷底に降り立つと、右の沢が百間滝、左の沢が似位滝。百間滝は名の通り落差は大きいが、水量が少なく、氷瀑も控えめだ。
似位滝(ニイタキ)地図 落差30m 評価5
(11時45分)
 二段に流れ落ちる美しい滝だが、こちらも凍結はわずか。
白石滝(シライシタキ)地図 落差10m 評価4
(12時05分)
 百間滝・似位滝の下流を沢沿いに下ると、白石沢との分岐に白石滝が姿を見せた。雪に覆われ、滝の全容は分からない。
 滝の映像
(12時50分)
 渋滞に悩まされながらも、六甲有馬ロープウェーへは約3時間半で戻ることができた。



撮影2013/2/3
 氷瀑で知られる有馬四十八滝だが、この日は歩いて5分以内で行ける手軽な滝を巡ることにした。
 最初に訪れたのは、有馬温泉駅近く、道路沿いの鳥居の奥にかかる亀乃尾不動滝。
亀乃尾不動滝(カメノオフドウタキ)地図 落差5m 評価2
 滝と呼ぶにはやや控えめな流れだった。
 次に瑞宝寺公園の奥、癒しの森にある太鼓滝へ。
太鼓滝(タイコタキ)地図 落差8m 評価5
 両岸が垂直に切り立ち、最奥に落ちる滝音が反響して独特の響きを生む。名の由来もそこにあるのだろう。
 最最後に、六甲有馬ロープウェー有馬温泉駅近くの鼓ヶ滝へ。
鼓ヶ滝(ツヅミガタキ)地図 落差8m 評価4
 かつては二段の滝音が山々にこだまして鼓の音のように響いたという。しかし台風で崩れ、今では人工滝になってしまった。
 滝の映像



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