鑁阿寺庭園滝石組(Bannajiteien takiiwagumi)

栃木県足利市家富町
 足利氏館は平安時代末期、源義国・義康親子によって築かれます。周囲に堀を巡らせ土塁を築いて邸宅としていました。
 1196年、義国の孫にあたる足利義兼は館内に持仏堂を建て、御本尊に大日如来を祀ります。これが鑁阿寺の始まりです。
 その後、鑁阿寺は足利氏の氏寺として着々と整備されていきます。本堂は義兼の子 義氏によって建立されました。



撮影2025/8/4
 森高千里の渡良瀬橋の舞台になった町に行ってきました。
 渡良瀬橋
 渡良瀬橋は工事中で見れませんでしたが、「今でも 八雲神社へお参りすると あなたのこと祈るわ」※の八雲神社でお参りします。
 「床屋の角にポツンとある 公衆電話おぼえてますか」※の公衆電話はNTTが撤去しようとしたら反対され撤回したとか・・・。本当に床屋の角にあるんですね。
※引用:森高千里「渡良瀬橋」1993年1月25日発売
 続いて、百名城に選定されている足利氏館(15番)へ行ってきました。
 山門からは本堂が一直線に見えます。
 国宝に指定されている本堂は1196年に建立されましたが焼失し、鎌倉時代(1299年)に再建されました。
 1407年、足利満兼建造の一切経堂は重要文化財に指定されており、一切経二千巻余(黄檗版)を蔵しています。
 多宝塔は江戸時代(1692年)、徳川五代将軍の母、桂昌院尼公が再建しました。
 参拝者には「お種銭」を差し上げており、種銭を持っていると、お小遣いに不自由しないという言い伝えがあります。私もお参りすれば良かった。
 樹齢650年の大イチョウは紅葉シーズンには多くの観光客が訪れるそうです。
 本堂と同じ建久7年(1196年)建立の鐘楼は再建されていますが、時期は分かりません。梵鐘は江戸時代の天明鋳物の再鋳が吊り下げられています。
 鐘楼の横に日本庭園がありました。
 池の向こうには滝が見えます。
鑁阿寺庭園滝石組(バンナジテイエンタキイワグミ) 落差1m 時間10分 評価1/10
 大きめの石で水路を作っていました。
 途中で二手に分かれ、ゆったりと池に注いでいます。猛暑の中、木々の下で涼ませて貰いました。
 滝の映像



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