大蛇ヶ淵大滝(Daijyagabuchi otaki)

滋賀県犬上郡多賀町大字富之尾地図
 大蛇ヶ淵は多賀町の大瀧神社境内から見下ろすことが出来る。



撮影2025/12/21
 大瀧神社は807年に創祀されたと伝わる古社で、京都・鞍馬の貴船神社と同じ水神を祀っているという。
 山あいの静けさに包まれた境内へ足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは、天を突くようにそびえるご神木の杉だった。
 その杉の根元から対岸を望むと、小さな祠がひっそりと佇んでいる。ここは、日本武尊の皇子・稲依別王命が、忠犬・小石丸の首を鎮めたと伝わる場所だ。大蛇退治の折、命を守ろうと吠え続けた小石丸を誤って斬ってしまったものの、その首は襲いかかった大蛇に噛みつき、主君の命を救ったという。忠義を悟った命は深く悔い、この地に塚を築いて小石丸を弔った。祠の前に立つと、物語の余韻が今もなお澱のように漂っている気がした。
 祠の脇から沢を覗き込むと、岩を噛むように流れ落ちる渓谷の水が見えた。
大蛇ヶ淵大滝(ダイジャガブチオオタキ) 落差3m 時間3分 評価4/10
 さらに下流へ目をやると、水が一気に落ち込む大蛇ヶ淵大滝が姿を現す。落差は3メートルほどだが、犬上ダムができる以前は名にふさわしい堂々たる瀑布だったという。今もなお勢いある水音が谷に響き、往時の迫力をかすかに伝えていた。
 滝の映像



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