900

不動滝(Fudo taki)

石川県白山市白峰地図
 不動滝は、白山登山道の砂防新道の途中に見ることが出来る。



撮影2016/5/28
(5時30分)
 まだ薄暗さの残る別当出合の駐車場を、静かに出発した。
 今日は百名山・白山を、途中で不動滝を望むことのできる砂防新道から登る。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア、軽アイゼン(未使用)
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、チョコレート×2、ペットボトル×3)、熱湯用水筒、バーナー
 冬期閉鎖が明けたばかりのこの時期は、市ノ瀬ではなく別当出合まで車で入れるのがありがたい。
(5時40分)
 10分ほど歩くと別当出合登山センターに着いた。
(5時50分)
 水洗トイレを借り、身支度を整えて再出発。
  鳥居をくぐると登山道だ。
 右が砂防新道、左が観光新道。迷わず右へ。不動滝を見られる道だ。
 別当出合からは、不動滝の上段が白く光って見えた。
 別当谷にかかる吊り橋を渡ると、いよいよ白山の懐へと入っていく。
 白山は山頂から250メートル下に室堂があり、そこが登山者の拠点となる。
 御前峰、剣ヶ峰、大汝峰、お池めぐり——そのすべての入口となる室堂までは、約6キロの登りが続く。
(6時30分)
 中飯場に到着。
 ここにもきれいな水洗トイレがある。
 ここから不動滝を遠望できた。
不動滝(フドウダキ) 落差70m 評価8
 万才谷雪渓を源とするため、雪解け水が豪快に落ちていた。白山の初夏を象徴するような、力強い流れだ。
 滝の映像
(7時10分)
 中飯場から急坂を登ると「別当覗」の案内が現れた。
  崩れた別当谷がよく見える。白山は火山で、脆い溶岩でできているため、崩落が多く、砂防堰堤が至るところに築かれている。
 木道が敷かれた場所もあり、歩くたびに山の歴史を感じる。
(7時45分)
 甚之助避難小屋に到着。
  ここにはトイレもあり、緊急時には宿泊もできる。さすがにここは水洗トイレではなく、標高が上がるにつれ、設備は簡素になっていく。
(8時15分)
 南竜分岐に着く。右へ行けばエコーラインから弥陀ヶ原、左へ行けば黒ボコ岩。今回は最短ルートの黒ボコ岩へ向かう。
 急坂を登ると残雪が現れた。
  シャーベット状でアイゼンは不要。
  例年なら5月下旬はアイゼン必須だが、今年は雪が少ないらしい。
 雪解け水が小さな滝となって流れ落ちている。
  黒ボコ岩が近づく頃、湧水があり、疲れた身体に冷たい水が染み渡った。延命水と呼ばれる湧水を、思わず浴びるように飲んでしまう。
(9時10分)
 ようやく黒ボコ岩に到着。
 右へ行けば室堂、左へ行けば観光新道だ。
 弥陀ヶ原に出ると、白山最高峰・御前峰が堂々と姿を現した。
(9時50分)
 別当出合から4時間で室堂へ到着。
 白山室堂ビジターセンターは750名が宿泊できる巨大な山小屋だ。
(10時00分)
 室堂で10分ほど休憩し、荷物をデポして御前峰へ向かう。例年なら鳥居は雪に埋もれているが、今年はまったく雪がない。
 山頂直下だけが雪に覆われていた。
 大きな石がある。
 青石という。
 高天ヶ原まで来た。山頂まであと少し。御前峰は2702メートルあり、気圧が平地の4分の3と空気が薄く、息が上がる。
 白山比咩神社奥宮を通り過ぎると、山頂はもうすぐだ。
(10時50分)
 室堂から50分、駐車場から5時間20分で御前峰に到着。
 一等三角点は山頂標識の根元にあった。
 麓は雲の下だが、3千メートルクラスの北アルプス、御嶽、中央アルプスなどが頭だけ出している。
 山頂から北側のパノラマ。左から大汝峰、剣ヶ峰。大汝峰と剣ヶ峰の間にある雪が融けると翠ヶ池、紺屋ヶ池などの池になる。
 山頂から南側のパノラマ。別山が遠くに見え、手前には室堂が眼下に見下ろせる。
(11時35分)
 山頂には11時10分までいたが、おなかもすいてきたので、荷物をデポしていた室堂まで戻った。
 今回は奮発して日清の「カップヌードル リッチ 贅沢だしスッポンスープ味」。山専ボトルでも十分熱いが、念の為、バーナーも持参。ただ、気圧が平地の4分の3くらいしかなく、沸点が92度なので、山専ボトルで十分だった。
 最初の計画は登りは砂防新道を使い、下山は観光新道のつもりだったが、白山室堂ビジターセンターに貼ってあった地図を見ると、観光新道が下り3時間に対し、砂防新道は2時30分。30分も違うのであれば、予定変更して砂防新道で帰ることにする。
 12時30分に室堂を出発。
(12時45分)
 黒ボコ岩には12時45分に到着。
(13時10分)
 南竜分岐は13時10分に到着。
(14時20分)
 中飯場には14時20分到着。
 来た時は不動滝がきれいに見えたが、完全に霧の中だった。
 下山路は迂回路を使う。
(14時50分)
 帰りは室堂から2時間20分で戻ることが出来た。
(14時55分)
 駐車場に到着。
 下山後は国道157号線近くの白峰温泉総湯へ。湯に浸かると、白山の長い登りの疲れがゆっくりと溶けていった。


日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を、私的利用を目的とした複製等、著作権法その他法令で認められる範囲を超えて無断で複製、変更することは法律で禁じられております。