(7時10分)
中飯場から急坂を登ると「別当覗」の案内が現れた。 |
崩れた別当谷がよく見える。白山は火山で、脆い溶岩でできているため、崩落が多く、砂防堰堤が至るところに築かれている。 |
木道が敷かれた場所もあり、歩くたびに山の歴史を感じる。 |
(7時45分)
甚之助避難小屋に到着。 |
ここにはトイレもあり、緊急時には宿泊もできる。さすがにここは水洗トイレではなく、標高が上がるにつれ、設備は簡素になっていく。 |
(8時15分)
南竜分岐に着く。右へ行けばエコーラインから弥陀ヶ原、左へ行けば黒ボコ岩。今回は最短ルートの黒ボコ岩へ向かう。 |
急坂を登ると残雪が現れた。 |
シャーベット状でアイゼンは不要。 |
例年なら5月下旬はアイゼン必須だが、今年は雪が少ないらしい。
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雪解け水が小さな滝となって流れ落ちている。 |
黒ボコ岩が近づく頃、湧水があり、疲れた身体に冷たい水が染み渡った。延命水と呼ばれる湧水を、思わず浴びるように飲んでしまう。 |
(9時10分)
ようやく黒ボコ岩に到着。 |
右へ行けば室堂、左へ行けば観光新道だ。 |
弥陀ヶ原に出ると、白山最高峰・御前峰が堂々と姿を現した。 |
(9時50分)
別当出合から4時間で室堂へ到着。 |
白山室堂ビジターセンターは750名が宿泊できる巨大な山小屋だ。 |
(10時00分)
室堂で10分ほど休憩し、荷物をデポして御前峰へ向かう。例年なら鳥居は雪に埋もれているが、今年はまったく雪がない。 |
山頂直下だけが雪に覆われていた。 |
大きな石がある。 |
青石という。 |
高天ヶ原まで来た。山頂まであと少し。御前峰は2702メートルあり、気圧が平地の4分の3と空気が薄く、息が上がる。 |
白山比咩神社奥宮を通り過ぎると、山頂はもうすぐだ。 |
(10時50分)
室堂から50分、駐車場から5時間20分で御前峰に到着。 |
一等三角点は山頂標識の根元にあった。 |
麓は雲の下だが、3千メートルクラスの北アルプス、御嶽、中央アルプスなどが頭だけ出している。 |
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| 山頂から北側のパノラマ。左から大汝峰、剣ヶ峰。大汝峰と剣ヶ峰の間にある雪が融けると翠ヶ池、紺屋ヶ池などの池になる。 |
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| 山頂から南側のパノラマ。別山が遠くに見え、手前には室堂が眼下に見下ろせる。 |
(11時35分)
山頂には11時10分までいたが、おなかもすいてきたので、荷物をデポしていた室堂まで戻った。 |
今回は奮発して日清の「カップヌードル リッチ 贅沢だしスッポンスープ味」。山専ボトルでも十分熱いが、念の為、バーナーも持参。ただ、気圧が平地の4分の3くらいしかなく、沸点が92度なので、山専ボトルで十分だった。 |
最初の計画は登りは砂防新道を使い、下山は観光新道のつもりだったが、白山室堂ビジターセンターに貼ってあった地図を見ると、観光新道が下り3時間に対し、砂防新道は2時30分。30分も違うのであれば、予定変更して砂防新道で帰ることにする。
12時30分に室堂を出発。 |
(12時45分)
黒ボコ岩には12時45分に到着。 |
(13時10分)
南竜分岐は13時10分に到着。 |
(14時20分)
中飯場には14時20分到着。 |
来た時は不動滝がきれいに見えたが、完全に霧の中だった。 |
下山路は迂回路を使う。 |
(14時50分)
帰りは室堂から2時間20分で戻ることが出来た。 |
(14時55分)
駐車場に到着。
下山後は国道157号線近くの白峰温泉総湯へ。湯に浸かると、白山の長い登りの疲れがゆっくりと溶けていった。 |