払沢の滝(Hossawa no taki)

檜原村 総合評価8
 払沢の滝は、東京都の山奥、檜原村にある滝で、日本の滝百選にも選ばれています。
 檜原村には、払沢の滝以外にもたくさんの滝があるそうです。



撮影2022/3/5
 SX4が故障してしまった為、スバルフォレスターを新たに購入しました。
 半導体不足により納期が心配でしたが、思っていたより早く納車され、ようやく滝巡り・山登りを再開することが出来ます。
 今回は三百名山の三頭山を登る為に都民の森を再訪しました。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、ゲイター、チェーンアイゼン、毛糸帽子、冬山手袋、レインウェア、冬山ジャケット
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カツプヌードル×1、おにぎり×1、バナナ×1、チョコレート×2、柿の種とピーナッツ・アーモンド、ペットボトル×4、サーモス) 
(9時00分)
 9時に都民の森を出発します。
 トンネルを潜って都民の森へと入りました。
 都民の森を楽しむための拠点が森林館ですが、「まえ延防止等重点措置」の再延長に伴う臨時休園です。
 三頭山山頂までは70分とありますが、私にはとても無理でしょう。
 雪が残っており、所々、アイスバーンとなっている為、慎重に歩きます。
(9時30分)
 入り口から30分ほどで三頭大滝に到着しました。
三頭大滝(ミトウオオタキ) 落差33m 評価7
 前回同様、滝の表面は凍っています。
 前回来た時は滝の回りも白くなっていて正直どれが滝か良く分かりませんでしたが、今回は滝のところだけ白くなっているので良くわかります。氷の向こうに水の流れを見ることが出来ました。
 滝の映像
 滝を過ぎると登り坂になります。
(9時40分)
 石山の路とブナの路の分岐点に着きました。今回はブナの路で山頂を目指すことにします。
 登り坂でアイスバーンでしたので、ここでチェーンアイゼンを付けることにしました。
 エッジを効かしてゆっくりと雪面を登ります。
(10時50分)
 標準時間よりかなりオーバーしましたが、1時間10分ほどで尾根に出ることが出来ました。
 尾根は風が強いのか全く雪はありません。
(11時10分)
 三頭山頂に到着です。
 三頭山は名前の通り3つの山頂があり、こちらは西峰1524.5メートルです。
 三角点がありますが、確か基準点は東峰にあるはずなのでこちらは何でしょうか。
(11時30分)
 西峰で少し休憩し、中央峰へと向かいます。
 中央峰は1531メートルで、三頭山最高峰になります。
(11時35分)
 中央峰と東峰はすぐ近くにあり、標高は1527.5メートルです。
 こちらが三等三角点「三頭山」です。
 東峰には展望台があるので行ってみました。
 昨年年末に行った大岳山が真ん中に見えます。
 左が奥多摩三山の一つの御前山、右側は馬頭刈山です。
(12時10分)
 見晴小屋に到着しましたが、それほど見晴は良くありませんでした。
(12時45分)
 鞘口峠に到着です。ここでバナナを食べて小休止です。
(13時10分)
 三頭山登山に要した時間は4時間10分でした。
 帰り道沿いにある夢の滝へ行ってみました。
 立派な石碑があります。
夢の滝(ユメノタキ) 落差8m 評価5
 名前の通りの優雅な滝です。
 滝の映像
 続いて菅平の滝へ向かいます。
 旧道を歩いていると少し雪が残っていました。
 地図の滝名表示のところに滝があったので、こちらが菅平の滝と思い写真を撮りましたが、後でネットで調べたところ、違うようです。
 続いてくらかけの滝へと行きました。
 ゲートの左脇に沢へと降りる踏み跡があるので、降りて行きます。
 沢の右側を歩いて行きますが、増水していると靴が濡れそうでした。
 滝音がするところまで来ましたが、滝は見えません。
 しかも膝まで浸からないと滝の前に行くことが出来ません。
 3月でかなり冷たいですが、靴下を脱いで滝前まで行くことにしました。
くらかけの滝(クラカケノタキ) 落差7m 評価6
 膝上まで水に漬かりながら何とか滝前に出ることが出来ましたが、物凄く冷たかったです。
 滝マニアの面目躍如と言ったところですが、真近で見る滝は見事でした。
 右側の岩が斜めに覆いかぶさるように滝にのしかかっています。
 わずかな隙間を勢いよく水が流れ落ちていました。
 滝の映像
 最後はお手軽に見れるいぼ石の滝を訪問します。
 車を近くの路肩に停めて、案内板に従って地道を歩いて行きます。
 突き当りを左へ曲がると沢へと降りる道があります。
 最後は小さな木橋を使って沢へと降りました。
 手前の石がいぼ石かもしれません。
いぼ石の滝(イボイシノタキ) 落差20m 評価5
 小さな滝だなあと思っていましたが、案内板の通り良く見ると奥にも滝がありました。全部で三段の滝のようです。
 滝の映像



撮影2021/12/25
 中山の滝は桧原村滝巡りの入り口にあたる滝です。
 トイレの裏手に滝へと降りる道があります。
 結構急な階段を降りて行きます。
中山の滝(ナカヤマノタキ) 落差1m 評価2
 これを滝と言うのか意見が分かれるところですね。
 滝の映像



撮影2010/1/4
 払沢の滝の駐車場にあった檜原村の滝で、まだ行ってない滝へ行ってきました。
 尚、今回は、払沢の滝へは行かず、滝入り口の喫茶店で軽食のみとって帰りました。
華水の滝(ハナミズノタキ) 落差24m 評価5
 都道205号線沿いの小岩の集落に滝への入り口があります。車を停めるところはないので、近くの路肩に停めて、そこから歩くことにしました。入り口の案内板には30分とありましたが、意外にも15分ほどでたどり着くことが出来ました。
 関東大震災前までは、近くの硫黄の鉱泉が流れ出した影響で、 華の文様が出来たそうですが、今では鉱泉は止まってしまったそうです。
不動の滝(フドウダキ) 落差10m 評価4
 都道205号線沿い白倉のバス停の先、公民館の先にある階段を下りて北秋川の川原へ降り、川を渉ってすぐの所にあります。川を渉るには長靴は必須です。尚、滝自体は都道からも見ることが出来ます。
 不動様を祀った信仰の滝ですが、祠自体は台風の大水で流されてしまったそうです。
小天狗滝(コテングダキ) 落差10m 評価5
 都道205号線沿い千足のバス停近くの林道を終点まで行き、登山道を登ります。
 この登山道の途中に、小天狗滝、天狗滝、綾滝を見ることが出来ます。
 小天狗滝は天狗滝の少し下流にある滝です。
天狗滝(テングダキ) 落差38m 評価6
 登山道を10分ほど登ると天狗滝を見ることが出来ます。
 落差は38メートルとありますが、見える範囲ではそれだけの落差はありません。飛沫をたてずに静かに流れる優雅な滝でした。
 滝の映像
綾滝(アヤタキ) 落差21m 評価7
 天狗滝から30分ほど登山道を歩くと見ることが出来ます。
 この滝も天狗滝同様、飛沫を立てずに静かに流れる優雅な滝です。見た目は天狗滝より落差があり、流れもより1点に集中していて、よりきれいに見えました。
 滝の映像
払沢の滝(ホッサワノタキ) 落差60m 評価8
 冬の払沢の滝は、完全結氷とまではいきませんでしたが、夏に見た時とは全く違う滝でした。
 でも、お昼頃着いたためか、温度が上がって、氷がみるみる溶けていました。写真を撮った時には、真ん中の氷はまだありましたが、その後、動画を撮る直前に落ちてしまいました。
 滝の映像



撮影2008/2/2
 檜原村のホームページで、払沢の滝の結氷状況を確認していたのですが、完全結氷まで待ちきれず、凍結状況20%の日に行ってきました。ついでに、檜原村の滝めぐりもしてきました。
払沢の滝(ホッサワノタキ) 落差60m 評価8
 冬の払沢の滝は、完全結氷とまではいきませんでしたが、夏に見た時とは全く違う滝でした。
 でも、お昼頃着いたためか、温度が上がって、氷がみるみる溶けていました。写真を撮った時には、真ん中の氷はまだありましたが、その後、動画を撮る直前に落ちてしまいました。
 滝の映像
吉祥寺滝(キチジョウジダキ) 落差4m 評価3
 滝というよりは、狭い渓谷を勢い良く水がすべり落ちる渓流です。
芽倉滝(カヤクラダキ) 落差20m 評価2
 道路沿いにあるお手軽滝です。落差はありますが、水量も少なく、景観もあまりよくありません。
竜神の滝(リュウジンノタキ) 落差20m 評価6
 道路脇の駐車場に車を停めて、川に降りると正面に見ることが出来ます。その昔ムジナが多く住んでいた為、ムジナの滝と呼ばれたそうですが、大蛇が動物を滝壷に引き込む姿が竜に似ていることから、竜神の滝と呼ばれるようになったそうです。
 滝前にしめ縄がかかり、信仰の対象であることがわかります。真ん中の流れは凍っていませんが、左右に大きなつららが垂れ下がって、荘厳な雰囲気がしていました。
 滝の映像
九頭竜の滝(クズリュウノタキ) 落差15m 評価5
 この滝も滝前にしめ縄がかかっている信仰の滝です。
 滝の横に街道があった為、横道の滝と呼ばれていましたが、長野県の戸隠村から九頭竜神社を分社したことから、信仰の滝になり、滝に打たれ、身を清める信者も出たことから、九頭竜の滝と呼ばれるようになったそうです。
夢の滝(ユメノタキ) 落差8m 評価5
 ゆるやかな傾斜をゆっくり流れることから、夢の滝と呼ばれるようです。
三頭大滝(ミトウオオタキ) 落差33m 評価7
 東京都立公園である「都民の森」の中にある滝です。駐車場から、30分ほどのハイキングで到着します。冬季は雪道になるので、それなりの装備が必要でしょう。私は、簡易アイゼンを付けて行きました。
 私が行った時は、滝の表面は完全に凍っていて、水が氷の内側を流れていました。落差もあるなかなか見事な氷瀑でした。
 滝の映像



撮影2006/8/12
 東北・北海道へ行く途中に、百選を稼ぐために、檜原村に寄り道してきました。
払沢の滝(ホッサワノタキ) 落差60m 評価8
 素直な直瀑で、落差もあり、なかなかのものでした。滝壷の形が長方形なのも印象的でした。
 滝の映像



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