白水の滝(Shiramizu no taki)

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾
 手軽に北アルプスの絶景が楽しめるのが新穂高ロープウェーだ。



撮影2016/3/26
白水の滝(シラミズノタキ) 落差50m 評価−
 春とはいえ北アルプスの山肌はまだ深い雪に覆われていた。
 新穂高ロープウェーを再訪すると、白水の滝はすっかり雪の下に沈み、冬の名残を静かに抱いていた。
 この日は奥さんとともに、西穂高岳への尾根の入口にあたる西穂丸山を目指す。
 山頂駅の西穂高口はすでに標高2156メートル。丸山まではわずか2時間足らず、スノートレッキング感覚で歩ける手軽な冬山だ。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、毛糸帽子、ゴーグル、手袋、スキーウェア (上)、ゲイター、アイゼン(12本爪)、ピッケル
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、キャラメル×1、チョコレート×2、ペットボトル×3、熱湯用水筒)
 西穂高口駅を出ると、まずは観光客用の「雪の回廊」が迎えてくれた。
  人の背丈を越える雪壁に、中国からの観光客が歓声を上げている。
 その脇には、槍ヶ岳初登頂で知られる播隆上人の石碑があり、指先はまさに槍の方向を示していた。
(10時40分)
 雪の回廊を抜けると、いよいよ登山道が始まる。
 すぐに小屋が現れた。
 さらに進むと再び小屋。
(11時10分)
  なだらかなアップダウンを繰り返しながら進む。
(12時00分)
 やがて前方に西穂山荘の赤い屋根が見え始めると、斜度が増し、奥さんの息も少しずつ上がってきた。
 休み休み歩き、ようやく西穂山荘に到着。
 テント場にはカラフルなテントが点々と並び、冬山とは思えぬほど賑やかな光景だ 。
(12時5分)
 せっかくなので山荘に立ち寄ることにした。
 名物ラーメンで体を温め、30分ほど休憩。
(12時40分)
 荷物をデポさせて貰って、丸山まで向かう。
(12時55分)
 山荘からわずか15分で丸山に到着した。
 正面には笠ヶ岳が大きな笠を広げている。
 遠くには白山の白い峰が霞んで見える。まだまだ冬の気配が濃い。
 尾根の先には独標、そして西穂高岳が鋭くそびえている。
 しかし、ここから先は両端が切れ落ちた本格的な冬山ルート。予定通り、我々は丸山で引き返すことにした 。
 尾根に立つと、反対側の上高地方面まで見渡せる。雪原の静けさが胸に染みた。
 笠ヶ岳から西穂高岳にかけてのパノラマ。
 こちらは焼岳方面のパノラマ。
(13時40分)
 丸山を13時10分に出発し下山開始し、途中、西穂山荘で荷物をピックアップ。
(14時50分)
 帰りは1時間10分ほどで西穂高口駅に到着した。
 西穂高口駅には粟尾の三角点があるが、冬季は雪の中だ。
 ロープウェーは30分間隔。待ち時間に屋上展望台へ上がると、観光客で賑わっていた。
 「にしほくん」と名付けられた雪だるまが愛嬌を振りまき、遠くには先ほど立った丸山が白く輝いている。
 西穂高岳まではまだまだ遠い。
 それでも、観光客より少しだけ山の空気を味わえた気がした。



撮影2011/9/1
 新穂高ロープウェーを訪れると笠ヶ岳を背景にロープウェーが空を渡っていた。
 山頂駅からは西穂高岳(2909メートル)が間近に迫り、迫力ある姿を見せてくれた。
白水の滝(シラミズノタキ) 落差50m 評価−
 ロープウェーからは白水の滝も望めた。温泉成分が流れ落ち、岩壁が茶色く染まっているのがよくわかる。
 おもちゃ博物館のある中尾の集落を越えた焼岳登山道からも見られる大きな滝だが、この日は同行者がいたため滝見は控えた。
 代わりに奥飛騨熊牧場へ立ち寄り、熊と対面。餌をねだって立ち上がる熊の姿はどこかユーモラスで、思わず笑ってしまった。
 「これなら撃退できるかも」と錯覚しそうになるが、北海道から来たヒグマの巨体を見た瞬間、その考えは吹き飛んだ。



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