氷ノ山布滝(Hyonosen nuno taki)


兵庫県養父市大久保
 氷ノ山は兵庫県と鳥取県の県境に位置する二百名山で山麓には布滝など大きな滝が幾つもかかる。



撮影2021/11/6
 この日は、福定親水公園から二百名山・氷ノ山を目指すことにした。
 公園周辺では布滝をはじめ三つの滝を見ることができ、紅葉の季節ともあって期待が高まる。
 下山は東尾根コースを使うため、あらかじめマウンテンバイクを東尾根登山口にデポしておいた。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、毛糸帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト、熊よけ鈴、熊よけスプレー
 ・食料(巻きずしセット×1、柿の種とピーナッツ・アーモンド、ペットボトル×4) 
(7時30分)
 7時30分に福定親水公園を出発。駐車場はすでにほぼ満車で、紅葉時期の氷ノ山の人気ぶりがうかがえる。
 公園を抜けると河原歩きとなった。
 左手の支流には小さな滝が静かに落ちていた。
 山頂までは約4.5キロ。距離はあるが、鎖場やロープといった難所はない。
 前方に大きな滝が姿を現した。
布滝(ヌノタキ) 落差85m 評価8
 布滝は、滝見用の橋が整備されており、紅葉を背景にした雄大な滝を一望できる。水が布を広げたように流れ落ち、朝の光にきらめいていた。
 再び登山道へ戻り、急坂を登る。
のぞき滝(ノゾキタキ) 落差40m 評価2
 のぞき滝は、案内板に従い左手をのぞくと滝が見えるが、木々に遮られ全貌はわずか。
 時間があれば滝前まで行きたいところだが、今回は登山を優先して先へ進む。
 右手の谷からは、先ほどの布滝が再び姿を見せた。
不動滝(フドウタキ) 落差40m 評価6
 さらに進むと、不動滝が木々の間から見えた。別名「くの字滝」と呼ばれる通り、流れが優雅に折れ曲がっている。
 滝の映像
 周囲にはホオノキ、ミズメ、コシアブラ、リョウブ、ネジキ、ナナカマド、マツブサが一樹のように寄り添う「連樹」があった。
 赤く染まった葉がひときわ鮮やかだった。
(8時30分)
 登山口から1時間で地蔵堂に到着。
 堂内には静かに佇むお地蔵さま。
 長い階段を登ると、
 周囲の紅葉がさらに深まっていく。
 弘法の水はほとんど水が湧いていない。
 一口水は豊富で、冷たい湧き水をありがたくいただいた。
(9時50分)
 登山口から2時間20分、尾根筋の氷ノ越に到着。立派な避難小屋が建っている。
 根に出ると風が冷たく、防寒ウェアと毛糸帽子、手袋を装着。温度計を見ると3℃で、身震いする寒さだった。
 氷ノ山山頂の避難小屋が前方に見える。
 残り1キロ、なだらかな稜線をゆっくりと歩く。
 途中、こしき岩が現れ、その向こうが山頂だ。
(10時50分)
 鳥取県側の氷ノ山スキー場からの道と合流。木段を登れば山頂である。
 木段を登れば山頂である。
(11時20分)
 登山口から4時間弱で山頂に到着。
 で固められた珍しい山頂標識が迎えてくれる。
 一等三角点「氷ノ山」は立派な囲いに守られていた。
 北側にはハチ北高原スキー場、左奥には扇ノ山。
 歩いてきた稜線もよく見渡せる。
 山頂には小さな祠もあった。
(12時00分)
 だし巻き寿司で昼食をとり、40分ほど山頂で過ごす。
 下山は神大ヒュッテを経て東尾根へ。
(12時25分)
 神大ヒュッテに到着。もしかすると母校の山小屋かもしれないと思うと、どこか懐かしい気持ちになる。
 東尾根を下る途中、一の滝水飲み場付近で荒々しい滝が現れた。
 ドウダンツツジの群生地を抜けるが、この季節は紅葉の美しさに目を奪われる。
 途中、二本の木が融合した「連理の木」もあった。
 やがて氷ノ山国際スキー場が見えてくる。
(13時30分)
 東尾根避難小屋に到着。
 直進すればまど登山口だが、今回は東尾根登山口にデポしたマウンテンバイクを回収するため左へ。
(14時00分)
 山頂からちょうど2時間で東尾根登山口に到着。
 ママウンテンバイクで福定親水公園へ戻る。
(14時15分)
 今回の山行は6時間45分。紅葉と滝と稜線歩きが調和した、充実の一日となった。
四段の滝(ヨンダンノタキ) 落差30m 評価5
 下山後は但馬アルペンロード沿いにある四段の滝を訪ねる。林道を進むと右手の支流に大きな滝が現れ、四段どころかさらに段数がありそうな迫力だった。
 滝の映像
 さらに進むと「湿地環境守ろう駅」の案内板があり、その右手の黒光りした断崖から水が滴り落ちていた。
懸崖の滝(ケンガイノタキ) 落差10m 評価2
 これが懸崖の滝のようだが、水量が少なく、滝前まで行くのは控えた。
 滝の映像



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