日の出滝 (Hinode taki)

岐阜県揖斐郡揖斐川町春日川合地図
 伊吹山は百名山ですが、伊吹山ドライブウェイを使えば簡単に山頂まで行くことが出来るが、3,300円も通行料がかかる。



撮影2015/7/25
 なぜわざわざ通行料に3,300円も払ってここまで登ってきたのか――理由はただひとつ、滝を見るためである。日の出滝。その名を持つ小さな滝は、山頂まであとわずかという地点、路肩がふっと広がる場所にひっそりと姿を見せる。
日の出滝 (ヒノデタキ) 落差1m 評価1
 山頂に近いにもかかわらず、岩間から勢いよく水が湧き出している様子はどこか不思議で、しばし足を止めて見入ってしまった。
 滝の映像
 せっかく3,300円も払ったのだから、滝だけで帰るのは惜しい。そこで、そのまま山頂を目指すことにした。下り専用の東登山道、所要20分の中央登山道、そして40分の西登山道があるが、迷うことなく中央登山道を選ぶ。
 駐車場脇の階段を上がり、右手へ進む。
 登山道とは名ばかりで、延々と階段が続く。木々の影がほとんどなく、容赦ない直射日光が体力を奪っていく。
 途中で振り返ると、駐車場には観光バスが何台も並んでいた。どうやら人気の山らしい。
 本当に20分ほどで山頂に着いた。
 伊吹山は、日本武尊が最後の戦いを挑み、敗れたと伝わる神の山である。普通なら勝者である伊吹山の神を称えるものだが、山頂には日本武尊の石像が堂々と立っていた。
 しかしよく見ると、少し離れた目立たない場所に、伊吹山の神である白猪もひっそりと祀られていた。とはいえ、この扱いの差はあまりに大きい。
 伊吹山の戦いでは大和政権が敗れたものの、その後に政権を握ったのは彼らである。まさに「歴史は勝者が作る」を実感する光景だった。
 山頂からは360度の大展望が広がり、とりわけ西側には琵琶湖が大きく横たわっていた。その眺めを前にすれば、3,300円の通行料も不思議と納得できる。



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