一丈の滝 (Ichijyo no taki)

福岡県久留米市野中町
 一丈の滝は久留米市の石橋文化センターの日本庭園にかかります。



撮影2025/10/5
 久留米市はブリジストン創業者、石橋正二郎氏の出身地です。1956年に石橋文化センターを久留米市に寄贈しました。その後、氏自らが設計し一丈の滝や楽水の池、ロックガーデンなどが完成します。
 落水の池には白鳥と鯉が泳いでいました。
 池の背景には久留米市美術館が見えます。
 飛石を渡って美術館の反対側を見ると、
一丈の滝 (イチジョウノタキ) 落差2m 時間3分 評価2
 大きな石から落ちる滝が見えました。
 滝つぼには小さな石が置かれ龍門滝にも見えます。
 滝の映像
 続いて続百名城に選定されている久留米城(183番)へ行きました。
 石垣に生えた雑草が除去されていますが、随分と大がかりです。多くの城では石垣が雑草により損傷していますが、久留米市の取り組みは立派ですね。
 久留米城は16世紀初めに地元の土豪が築きます。豊臣秀吉の九州平定後は大友宗麟の娘婿である小早川秀包(毛利元就九男)が13万石で久留米に入り、織豊期城郭への大改築を行いました。
 関ヶ原の戦いで西軍についた為、改易され、その後、久留米城は一国一城令により廃城となり荒れ果てます。
 しかしながら、有馬豊氏が丹波から移封されると、久留米藩21万石の居城として城郭が整備されました。
 天守はありませんが、本丸に多聞櫓で連結された三重櫓が各隅に7棟も配置されるという豪華仕様です。
 お寺の山門に移築されている水手御門を残すのみで建物は全て解体・廃棄されました。
 こちらが丑寅櫓跡です。
 各櫓跡にはそれぞれ立派な石碑が造られていました。



日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を、私的利用を目的とした複製等、著作権法その他法令で認められる範囲を超えて無断で複製、変更することは法律で禁じられております。