犬星大滝(Inuboshi ootaki)

三重県三重郡菰野町菰野地図
 犬星大滝は御在所山の稜線上にある鎌ヶ岳の登山道の一つである長石谷コースの途中に見ることが出来ます。


撮影2018/11/11
 長石谷登山口を出発し武平峠へと抜け、帰りは国道477号線を戻るコースとしましたが、国道を3.5キロほど歩かなければならないので、あらかじめ武平峠にマウンテンバイクをデポしておきました。
 御在所山は紅葉目当ての登山客で賑わっており、駐車場は満杯でしたので、近くの路肩に通行の邪魔にならないように車を停めることにしました。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×2、ペットボトル×3)
(9時15分)
 紅葉の中、出発します。ほとんどの人が御在所山を目指す中、反対側へと一人降りていきます。 
(9時25分)
 10分ほどで長石谷登山口へ到着しました。
 いきなり川を渡ります。
 木の根っこと石を頼りによじ登ります。
 落ちたらただではすまない断崖絶壁も通りますが、落ち葉に足を取られないように注意しました。
 大きな堰堤を左岸から高巻きします。
 この滝を越えるのが一番の難所です。左岸の心細いロープを頼りに越えました。
 こちらはロープを頼りに登ります。
 いくつもの小さな滝を越えますが、当日は普通の登山靴でしたので、滑らないように慎重に歩いて行きました。
 水のない大きな滝も越えます。
(10時35分)
 登山口から1時間強で目的の犬星大滝に到着しましたが、看板だけで滝は見当たりません。
 良く見ると右へ行けという看板がありました。
犬星大滝 (イヌボシオオタキ) 落差20m 評価7
 滝は本流にかかっていると思っていましたが、支流にかかっていました。水量は多くありませんが、落差20メートルぐらいはありそうな大きな滝です。草木を寄せ付けない岩盤の上を優雅に流れ落ちていました。
 滝の映像
 更に沢を上流へと登って行くと黄色になった木々が迎えてくれました。この辺は赤くなる紅葉は少なく黄色がほとんどです。
 沢を登り詰めると前方に荒々しい鎌ヶ岳が見えてきました。山頂はもう少しです。
(12時5分)
 ようやく稜線の岳峠に到着しました。今まではほとんど人と会いませんでしたが、ここからは急に人が増えます。
 ここで12時30分まで昼食休憩をとりました。
(12時30分)
 岳峠からは鈴鹿山脈の稜線が良く見えます。ここを12時30分に出発し山頂を目指します。
(12時45分)
 15分ほどで山頂に到着しました。山頂の標高は1161メートルですが、長石谷登山口の標高が500メートルですので、標高差661メートルを登ったことになります。
 近くには祠もありました。
 御在所山の方を見るとロープウェーも見えます。
 こちらは山頂から南側を撮ったパノラマ写真です。
 こちらは北側の御在所山方面です。
(12時55分)
 山頂で10分ほど眺望を楽しんで、12時55分に武平峠に向かって出発しました。
(13時35分)
 40分ほどで御在所山への分岐天に到着です。国道への分岐もありますが、自転車をデポした滋賀県側へと向かいます。
(13時45分)
 武平峠の登山口に到着しました。
(14時15分)
 ここからマウンテンバイクで3.5キロを10分ぐらいで降りようと思っていたらいきなりパンクしてしまいました。せっかくの自転車でのダウンヒルが台無しです。ゆっくりと坂を下って車へと戻りました。


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