岩粉の滝（Iwako no taki）

三重県津市白山町城立地図
　途中までは布引の滝と同じ道を辿ります。


撮影2015/4/30
　目印にしていた２００９年９月に来た時にあったファミリーマートが閉店していました。
　又、滝への入口にはリベラルパーク青山というオートキャンプ場がありましたが、営業中の割りにロープが張られているのでやっていないのかもしれません。
　アスファルトの道路を終点まで行くと駐車イペースがあるので、ここに車を停めて歩いたほうが無難です。私は更に未舗装路をゆっくりと進みました。
　橋に出たら、ここに車を停めて、左岸の踏み跡を歩けば３分ほどで滝前に行くことが出来ます。
　堰堤がありました。まあまあの水量です。
　荒れ果てた河原を慎重に歩きます。
岩粉の滝（イワコノタキ) 落差30m 評価7
　滝前に出たら立派な滝に驚きました。落差、水量ともに一級品です。でも良く見ると落ち口が変です。どうやら林道が真上を通っているため、人工的に加工されています。これさえなかったらもっといい滝なのに残念でした。
　滝の映像
　家に帰ってネットで調べたら、この林道を更に進むと近鉄大阪線の単線時代のホーム跡があるそうです。現在、近鉄大阪線は全線複線化されていますが、ここで発生した列車事故が影響して複線化が進んだとのことです。
　１９７１年１０月２５日に付近の総谷トンネル内で、死者２５名、重軽傷者２２７名の列車衝突事故が発生しました。原因は自動列車停止装置の不具合に起因するもので、その後の処置の悪さにより列車がブレーキがかからない状態で坂道を暴走し、脱線、転落、さらには対抗列車と正面衝突したようです。


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