甲斐善光寺庭園の滝（Kaizenkojiteien no taki）

山梨県甲府市善光寺３丁目３６
　甲斐善光寺は川中島の戦いで信濃善光寺の御本尊が滅失することを恐れた武田信玄が御本尊を移し建設したお寺です。



撮影2024/4/28
　山門には金剛力士像が鎮座されています。
　鎌倉時代製作ですが、排仏毀釈以降、露天にさらされていた為、かなり傷んでいました。
　本堂は高さ２６メートルで信濃善光寺と同じく巨大な木造建造物です。
　天井には鳴き龍で有名なニ匹の龍が描かれており、龍の頭の下で手を叩くとビンビンとこだまが響きました。
　信濃善光寺と同じく戒壇巡りも出来ます。真っ暗い中、探しましたが、二回目で無事錠前を探し当てることが出来ました。
　本堂の右手には池泉庭園があります。
前庭の滝(ゼンテイノタキ)地図 落差5m 評価2
　右側へ回ると築山の山頂部から水が流れ落ちていました。
　本堂の裏へ回ると円形の浮島の向こうに滝石組が見えます。
裏庭滝石組(ウラニワタキイシグミ)地図 落差5m 評価3
　遠山石から流れ落ちた滝石組が池へと注ぎますが力強く見事でした。
　左側から見た借景は人工物がなく深山幽谷の雰囲気です。
　滝の映像



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