澗満滝(Kanmandaki)

長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
 志賀高原へ行く途中に気軽に見れる滝だが、その落差は100メートルを超える大瀑だ。
 2006年夏に展望台から見たが、展望台からは、約1キロの遠望になる。
 2009年秋、紅葉真っ盛りの中、滝前で見る為に再訪した。



撮影2021/10/9
 志賀高原の紅葉が見頃を迎えていると聞き、久しぶりに足を運んだ。
 東屋まで歩みを進める。
澗満滝(カンマンタキ) 落差107m 評価8
 遠くに澗満滝の姿がのぞく。
 しかし紅葉にはまだ少し早かったようで、山肌は色づき始めたばかりの淡い装いだった。
 滝の映像
 せっかくなので、三百名山の横手山へ車を走らせる。
 途中の山々はちょうど良い具合に紅葉しており、標高による季節の移ろいがよくわかる。
 今回はスカイレーターとリフトを乗り継いで山頂を目指す。
 スカイレーターからは、同じく三百名山の笠ヶ岳が美しく姿を見せてくれた。
 続いてリフトに乗り換え、空中散歩を楽しみながら高度を上げていく。
(14時30分)
 リフトの山頂駅に降り立つと、すぐに山頂標識があった。しかし、これだけでは少し物足りない。せっかくなので三角点まで足を延ばすことにした。
 横手山山頂ヒュッテの前には、シボレートラクターの雪上車が置かれている。雪道で動く姿を想像すると、少し胸が躍る。
 横手山の三角点は渋峠リフトの先にある。
 横手山神社の鳥居をくぐった。
 ここを右側へ向かう。
(14時45分)
 山頂駅から歩くこと15分、横手山の山頂に到着した。
 右側には横手山神社、左側には山頂標識が立つが、標高だけで肝心の山名が書かれていないのが少し惜しい。
 手前には二等三角点「横手山」が静かに佇んでいた。
 残念ながら、この日は視界がまったく開けず、山頂からの展望は望めなかった。
(15時10分)
 最後に、リフト山頂駅の屋上にある「満天ビューテラス」へ登ってみた。しかし、こちらも白い霧に包まれ、景色は望めない。
 テラスに掲げられた「2307」という数字だけが、横手山の高さを静かに物語っていた。



撮影2013/12/29
 志賀高原へスキーに向かう途中、澗満滝にも立ち寄ってみた。
 しかし遊歩道は深い雪にすっかり埋もれ、道形すら見えない。スノーシューかカンジキを持ってくれば良かったが、あまりの雪の深さに今回は断念した。



撮影2010/5/3
澗満滝(カンマンタキ) 落差107m 評価8
 5月連休に志賀高原にスキーに行った帰り、澗満滝に寄り道した。
 志賀高原はまだ滑れるほどの雪が残っており、新緑には早い季節。それでも雪解け水を集めた滝は豪快で、遠望ながら迫力ある姿を見せてくれた。



撮影2009/10/10
 早朝、澗満滝展望台に到着。まずは展望台から滝の遠景を眺める。上流側はすでに紅葉が進んでいるが、下流側はまだ色づき始めたばかりだった。
 滝下へ向かうには、道なき道を行くしかない。
最初の難所は50メートルほどの崖。ここを慎重に下り、続いて水平移動で沢へ向かう。沢に出れば、そこからは沢登りだ。今回は装備を軽くするため、最初から沢靴を履いて挑んだ。
(6時40分)
 炭焼き小屋の裏山を、やぶをかき分けながら登り始める。
(6時45分)
 尾根に出ると、目の前はいきなり崖。急斜面だが、ところどころに生えた木を頼りに慎重に下る。30メートルロープを2本携えてきたが、落ちればただでは済まない高さだ。
(7時20分)
 30分以上かけ、ようやく崖を下り切った。ここから水平に滝方向へ進むはずが、誤って沢へ降りようとしてしまう。赤いテープの目印に救われた。
(8時13分)
 ようやく沢に到着。この滝は右岸側を楽に越えられる。
(8時15分)
 小滝を越えると、背後に澗満滝の姿が見え始める。左岸を越えるが、非常に滑りやすく、滝つぼに落ちないよう慎重に進む。
 右岸の支流には落差のある滝がかかっていた。
(8時18分)
 滝の上に出ると沢を横切り、右岸へ渡る。左奥には澗満滝が大きく姿を現す。
澗満滝(カンマンタキ) 落差107m 評価8
(8時20分)
 右岸をやぶこぎし、再び沢を渡って左岸へ。
 ついに澗満滝の滝つぼに立つことができた。直線距離わずか1キロだが、ここまで1時間40分を要した。
 遠望で見た通り、上部は美しく紅葉していた。
 滝つぼに近づこうとしたが、台風後の大水で水量が多く、これ以上は濡れて近づけない。写真を撮っても雨の中のように白く霞むほどの飛沫が容赦なく降りかかる。
 意外だったのは、遠望では巨大に見えた滝が、近づくとそれほど大きく感じないこと。展望台からの写真と比べると、上部がかなり縮んで見えるのがわかる。
 落差のある滝にありがちなことだが、滝つぼはなかった。
 滝の映像
(10時00分)
 8時35分に滝つぼを後にし、1時間25分で展望台駐車場へ戻った。
(注意)
 ロープを使って崖を降りることや、その後の沢登りを考えると、とても観光気分で行ける滝ではありません。
 当サイトを参考にした結果による事故等の責任は負えません。くれぐれも自己責任でお願い致します。

(携行装備)
・ストック、沢靴、ヘルメット、手袋、レインウェア、30メートルロープ×2
・GPS、高度計、気圧計、コンパス、デジカメ
・食糧(ウイダーインエネルギー×2、チョコレート×2)、ペットボトル×1
・熊よけ(熊鈴、熊よけスプレー、スピーカー付ipod-nano)

(行程表)
行き 帰り
 06:40 駐車場出発
 06:45 尾根
 07:20 崖下
 08:13 沢
 08:20 澗満滝到着
 08:35 澗満滝出発
 10:00 駐車場到着
 澗満滝のかかる角間川周辺は紅葉にはまだ早かったが、上流の志賀高原はすでに山全体が燃えるように色づいていた。
 奥志賀高原では紅葉祭も開催され、秋の深まりを感じさせる一日となった。



撮影2006/7/29
 かなりの遠望ですが、落差107メートルの迫力が伝わってきます。
澗満滝(カンマンタキ) 落差107m 評価8
 滝の周りに人工物は一切なく、大自然の真っ只中に一筋の白い滝がかかっている景観は壮観だ。



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