真心の滝(Magokoro no taki)


兵庫県赤穂市加里屋
 真心の滝は、忠臣蔵で名高い百名城・赤穂城(60番)の近く、雄鷹山の登山道沿いにひっそりと姿を見せる小滝である。



撮影2024/12/7
 駐車場に車を停め、静かな林道を歩き始めた。
 道の両側には真っ赤に染まった紅葉が広がる。冬の訪れを前にした山の彩りが目を楽しませてくれた。
 やがて林道が終わり、登山道へと入る。
 4分ほど歩くと分岐が現れ、左へ折れるとすぐに滝の気配が近づいてきた。
真心の滝(マゴコロノタキ) 落差5m 評価3
 ほどなくして滝に到着。
 集水域が狭いためか水量は控えめだが、岩肌を伝う細い流れが静かに落ちていく。
 晩秋の山中に響く水音は、どこか素朴で、名の通り「真心」を感じさせるようだった。
 滝の映像
 せっかくなので赤穂城へ向かうことに。まずは大石神社へ参拝する。
 赤穂浪士は幕府にとって罪人であったため、長らく公に祀られることはなかったが、1900年になってようやく大石神社が創建された。
 境内に隣接する大石邸には日本庭園がある。
 陰陽石が静かに佇んでいた。
大石邸庭園枯滝石組(オオイシテイテイエンカレタキイワグミ) 落差1m 評価1
 池のそばには枯滝石組が組まれており、右手の楓がちょうど良い具合に紅葉している。
 庭園近くには、主君の刃傷切腹の報せを受け取る大石内蔵助を再現した人形が展示され、物語の一場面を静かに伝えていた。
 大石神社のすぐ隣が百名城・赤穂城である。
 門をくぐり二の丸庭園へ入った。
 儒学者・山鹿素行が作庭した庭園で、発掘調査に基づき復元され、2016年に一般公開されたものだ。 州浜の曲線が美しく、往時の優雅さを感じさせる。
 堀を巡り、厩口門から本丸へ入った。
 天守はすでに破却されている。
 天守台に立つと本丸庭園がよく見渡せた。
 ここでも楓が鮮やかな赤に染まり、冬の訪れを前にした城内を華やかに彩っている。
 本丸のあちこちで紅葉が色づき、静かな城跡に温かな余韻を残していた。



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