マリュドュの滝(Maryudu no taki)


沖縄県八重山郡竹富町上原 総合評価8
 沖縄県八重山郡竹富町上原に位置するマリュドュの滝は、西表島を代表する名瀑であり、日本の滝百選にも選ばれている。



撮影2007/11/24
 西表島の西方を流れる浦内川は、沖縄県で最も長い川だ。その川口から遊覧船に揺られて約30分、川面を進むと、遊歩道の起点となる軍艦岩へと到着する。
 船上からはマングローブ林が間近に迫り、ゆったりとした川の流れとともに南国らしい景観が続いていく。
 遊歩道に入ると、根が板のように広がるサキシマスオウの木が現れ、森の奥深さを感じさせる。
 熊こそいないが、巨大なシダが茂り、どこからか恐竜が姿を現しそうな、太古の気配が漂っていた。
 軍艦岩からなだらかな道を30分ほど歩くと、マリュドュの滝展望台に着く。滝まではおよそ300メートルの距離があり、遠望ではあるものの、マリュドュの滝と大きな滝つぼを一望できる。
 かつては滝の目前まで行けたが、数年前の事故をきっかけに滝前への道は進入禁止となり、現在は立ち入ることができない。
マリュドュの滝 落差16m 評価8
 それでも私は、この滝を見るためだけに西表島まで来た。どうしても滝前に立ちたくて、自己責任で進むことにした。
 危険を承知で向かう以上、装備は欠かせない。フェルト底の沢靴を履き、慎重に岩場を進む。普通の観光客には厳しい道のりだろう。
 足を滑らせれば、そのまま大きな滝つぼへ落ちかねない。
 遊覧船には多くの人が乗っていたが、滝前まで向かう者は私以外にいなかった。その分、滝の前では静かな時間が流れ、独り占めするように滝と向き合うことができた。
 落差こそ大きくないが、幅広い流れと豊富な水量が織りなす景観は見飽きることがない。
 滝前に腰を下ろすと、時間の感覚がゆっくりとほどけていくようだった。
 滝の映像
カンピレーの滝 撮影07/11 落差− 評価4
 マリュドュの滝展望台からさらに10分ほど歩くと、遊歩道の終点であるカンピレーの滝に着く。軍艦岩からここまで、およそ40分の道のりだ。
 カンピレーの滝は、いわゆる滝というよりも、大きな一枚岩の上を水が滑り落ちるように流れる渓流である。約200メートルにわたり水が勢いよく走り、岩肌を白く染めていた。



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