松江歴史館庭園枯滝石組(Matuerekishikanteien karetakiiwagumi)

島根県松江市殿町
 百名城・松江城(64番)のすぐ近くにある松江歴史館庭園は、出雲流庭園の特色を取り入れた枯山水庭園である。



撮影2025/10/19
 松江城を再訪した。
 1600年、関ヶ原の戦いで戦功を挙げた堀尾忠氏が月山富田城に入城し松江藩が成立するが、山城ゆえの不便さから新たに松江城を築き、1611年に完成させた。
 その後、京極氏、松平氏と城主が移り変わり、明治維新を迎える。
 明治初期の廃城令により天守以外の建物は破却され、天守だけがぽつりと残された。
 しかしながら、近年は城郭の再建が進み、往時の姿を少しずつ取り戻しつつある。
 この日、お城の前では「松江祭 鼕(ドウ)行列」が開催され山車が幾つも通りに繰り出していた。大きな太鼓(鼕 ドウ)が2個横に置かれた独特な山車だ。
 餅投げもあったが、残念ながら一つも取れなかった。



撮影2024/9/11
 歴史を感じさせる門をくぐり、庭園へと足を踏み入れる。
 歴史館の建物越しに額縁庭園が見え、その静かな構図に思わず足が止まった。
 裏木戸のような小さな入口から庭園に入る。
 出雲流庭園の特徴が随所に見られる庭園だ。
 南〜南西の方位を意識した構成、枯山水、中心に据えられた雲竜型黒松、飛石・短冊石・下駄突石、南西角の立石、右の立灯籠、左の雪見灯籠、いずれも出雲流の様式を踏襲している。
松江歴史館庭園枯滝石組(マツエレキシカンテイエンカレタキイワグミ) 落差2m 評価1
 南西の角には、滝を模した大きな立石が堂々と立っていた。
 庭底には小石が敷き詰められ、まるで滝から流れ出た水がそのまま川となって広がっていくかのような表現が施されている。
 水を使わずに水の気配を描く、枯山水ならではの美しさだ。
 せっかくなので、松江城にも立ち寄ることにした。
 松江城は現存12天守のひとつで、黒塗りの壁が重厚な風格を漂わせている。
 天守からは宍道湖が望め、四方を見渡せる実戦的な構造であることがよく分かった。



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