明道の滝(Myodo no taki)

山形県米沢市李山
 天元台高原は米沢市の山間の白布温泉からロープウェーで登った標高1300メートルの高原で、近くには火焔の滝、明道の滝がかかる。



撮影2016/10/15
 紅葉の盛りを期待して、天元台高原を訪れた。思えばその年の正月、近場のスキー場が雪不足で滑れず、わざわざ山形県の天元台スキー場まで遠征したことがあった。リフトの数こそ少ないが、三本をつないで滑るロングコースは爽快で、冬の記憶として今も鮮やかに残っている。
 今回はその天元台から、日本百名山のひとつ・西吾妻山を目指す。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×4) 、熱湯用水筒
 ロープウェーで天元台高原駅へ上がる。
 天元台高原駅の近くには小さな天元台神社が佇んでいた。
 高原には「愛の鐘」が三つあり、ここにあるのは一番下の「幸福の鐘」。三つすべてを鳴らすと願いが叶うという。
 ローブウェーの次はしらかばリフトに乗る。
 しらかばリフトを降りると二つ目の鐘「希望の鐘」だ。
 そばには展望台が設けられていた。
 展望台に立つと中腹の斜面はちょうど紅葉が見頃で、赤や黄が風に揺れ、秋の深まりを告げている。
明道の滝 (ミョウドウノタキ) 落差25m 評価5
 展望台からズームすると、谷の奥に明道の滝が白い筋を描いていた。しらかばリフト乗り場から歩けば30分ほどで近くまで行けるらしいが、今日は西吾妻山が主目的。遠望で満足することにした。
 明道の滝を見た後はしゃくなげリフトに乗る。
 更につがもりリフトを乗り継げば標高1820メートルの北望台へ到着だ。
 ここには三つ目の「安全の鐘」があり、これで三つの鐘が揃った。
 西吾妻山へはここからおよそ1時間半の道のりだ。
(10時25分)
 冷たい空気を胸に吸い込み、歩き始める。
(10時45分)
 20分ほどで標高1940メートルのかもしか展望台に到着。もしかするとここの登り坂が最も大変かもしれない。
 ここからは北側の展望が広がっており、飯豊連峰、朝日連峰が一望でき、秋晴れの空に稜線がくっきりと浮かんでいた。
 西には梵天岩が黒々とした姿を見せている。
 かもしか展望台を過ぎると下り坂となり、木道が現れた。
 人形石と大凹との分岐を右側の大凹方面へ向かう。
 西吾妻山から続くなだらかな斜面と湿原が一望できるが、7〜8月にはお花畑が広がるという。
(11時5分)
 登山道唯一の水場・大凹に到着。
 手にすくった水は驚くほど冷たく、身体に染みわたるおいしさだった。
(11時35分)
 梵天岩に到着。
 さらに進むと天狗岩が見えてくるが、前方の吾妻神社には向かわず、左の分岐を進むと西吾妻山の山頂方面へ。
(12時00分)
 予定通り、1時間30分程度で標高2035メートルの西吾妻山山頂へ到着した。山頂と言っても眺望はなく標識が立つのみ。それでも、ここまで歩いてきたという実感が胸に満ちる。
 帰路はそのまま先へ進み西吾妻小屋方面へ向かう。
(12時20分)
 西吾妻小屋を横目に、西大巓への分岐には向かわず、天狗岩方面へ戻る。
(12時30分)
 天狗岩へと戻ってきた。
 岩の上に吾妻神社が鎮座していた。
 ここでカップヌードルを作り、湯気とともにひと息つく。山で食べる一杯は、どうしてこうも格別なのだろう。
(14時10分)
 歩行時間はおよそ3時間45分。
 紅葉に彩られた高原と、静かな湿原、そして秋風の稜線。西吾妻山は派手さこそないが、しみじみと心に残る山旅となった。


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