七重の滝 (Nanae no taki)

福岡県北九州市小倉南区頂吉
 七重の滝は福智山登山道の途中にあります。


撮影2023/8/14
(8時00分)
 昨日は菅生の滝を見た時点で16時になっており、七重の滝を見るには3時間ほどかかるので本日朝からの訪問としました。
 鱒渕ダムを8時に出発します。
 ダムから下を覗くと吸い込まれそうです。
(8時05分)
 5分ほどでゲートに到着しました。ダム湖周遊道路は自動車通行禁止となっており、自転車と歩行者が通行出来ます。
 ここから七重の滝まではおよそ2キロの道のりがあるので、自転車を持ってくれば良かったですねえ。
 老朽化による落下物が確認されたので当分の間、通行止めとのことです。この橋がなくても福智山はう回路で普通に登れるので、当分の間というのはお役所言葉で言えば、復旧工事はやらないということでしょう。
(8時30分)
 30分の退屈な林道歩きで七重の滝入口に到着しました。
 休憩所がありますが、人は誰もいません。
 赤い橋の向こうに一の滝が見えました。
(8時45分)
 一の滝に到着です。
一の滝 (イチノタキ) 落差8m 評価4
 狭いところを窮屈そうに水が流れ落ちていました。
 鎖場を抜けるとニの滝です。
(8時50分)
 ニの滝へ到着しました。
 滝の案内板は次の滝までの距離が記載されています。
ニの滝 (ニノタキ) 落差8m 評価4
 ニの滝は二段の段瀑でした。
 斜めに傾いた滝が二つ続きます。
 ニの滝から三の滝へと向かう途中、隣の沢に大きな滝がかかっていました。
 総落差は30メートル以上あり、七重の滝よりもこちらの滝の方が大きそうです。こちらの滝にも、是非、滝名を付けて欲しいですね。私なら七重の滝に隠れて可哀そうな「日陰の滝」とでも名付けたいです。
(9時00分)
 三の滝へ到着しました。
三の滝 (サンノタキ) 落差18m 評価7
 七重の滝、最大の滝で、勢いよく飛び出した水が下の水路へと叩き落とされます。 
 その後、細長い水路を一気に駆け下りていく姿は勇壮でした。
 但し、滝を見る場所が安定しないので滑落しないように注意が必要です。そのうち、誰か滑落して立入禁止のロープが張られるかもしれませんねえ。
(9時10分)
 四の滝へ到着しました。
四の滝 (ヨンノタキ) 落差5m 評価4
 こちらは小さな滝が二段続き、大きな滝つぼへと流れ落ちます。
(9時20分)
 五の滝へ到着しました。
五の滝 (ゴノタキ) 落差15m 評価4
 こちらは七重の滝、唯一の渓流爆です。登山道は木々が生い茂っているので夏の暑い日差しを直接浴びることはありませんが、それでも暑いことに変わりはありません。
 この滝の前は冷気が全身に降りかかるので、しばらくここで涼んでいました。というよりか朝のベッドから離れたくない子供のようにこの滝を後にすることが出来ませんでした。
 ロープを伝って六の滝を目指します。
(9時25分)
 六の滝へ到着しました。
六の滝 (ロクノタキ) 落差9m 評価4
 大きな滝つぼが特徴です。
(9時30分)
 いよいよ最後の滝、七の滝へ到着しました。ここまで入口から1時間半かかっています。
七の滝 (ナナノタキ) 落差15m 評価6
 案内図では落差15メートルの大滝とありますが、滝前に立つとそれほど大きな滝には感じられません。
 でも、滝の飛沫が凄かったです。
 滝の映像
(10時40分)
 七重の滝訪問にかかった時間は2時間40分でした。
 九州北部は蛭もいません。恐らく、この季節に静岡県や長野県を歩いたら蛭に吸われまくるでしょう。
 滝の飛沫を浴び、夏の暑い日差しの中、快適に歩くことが出来ました。
 余裕があったら福智山にも登りたいところですが、滝巡りを優先して先へと急ぐことにします。


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