二条城の滝(Nijyojyo no taki)

京都府京都市中京区二条城町
 百名城に選定されている二条城(53番)は徳川家康が上洛時の宿所として築城したもので、明治維新後は「二条離宮二条城」となり皇室の離宮的・迎賓館的な役割を果たすことになります。



撮影2025/6/4
 二条城は観光資源の宝庫ですので、当日も沢山の外国人観光客が訪れていました。
 駐車場に車を停めて重要文化財に指定されている東大手門から城内に入ります。
 重要文化財に指定されている唐門は金色に圧倒されました。
 二の丸御殿は狩野探幽の障壁画を含め建物丸ごと国宝と言った感じで見応えがあります。
 徳川家康と豊臣秀頼の会見や大政奉還(正確には大政奉還の諮問)が行われた場所として有名ですが、撮影禁止なので入口の欄間を撮影しました。これだけ見ても中の障壁画や欄間、調度品などの豪華さが分かると思います。
 二の丸庭園は1603年の築城時に造られ1626年に小堀遠州が改修しました。現存御殿と庭園を観賞できるのは二条城だけです。
 庭園の左半分を見ると手前に船石、左奥には石橋が架けられ庭園に奥行きを与えていました。右奥には亀島も見えます。
 右半分を見ると池の中央に蓬莱島が浮かび奥には鶴島、さらに奥には滝がかかっていました。
二の丸庭園の滝(ニノマルテイエンノタキ) 落差3m 時間7m 評価2/10
 滝は何段かに分けて落ちる段瀑です。広大な庭園にふさわしい堂々とした滝でした。
 本丸庭園は明治天皇の指示により造られた庭園です。
 日本庭園というよりか洋風庭園のようで見ごたえがありません。
 本丸御殿が2024年9月から18年振りに公開されたので行ってきました。ひときは立派な屏風のような看板が目を引きます。
 完全予約制ですが、あまり見る人はいないようで、2時間前の予約でも入れました。
 天守閣は郡山城から移築し1606年に完成しましたが、1750年に落雷により焼失して以来、再建されていません。
 天守台自体が高いので見晴らしはかなりいいですね。
 天守台の石垣を外から見ると反りが実に美しい。
 最後は1965年に京都市が迎賓施設として造った清流園に行ってきました。
 東半分は洋風庭園で芝生が敷き詰められています。
 西半分は和風庭園になっていました。
 奥には和楽庵、香雲亭が見えます。香雲亭は予約制なので通常は入れませんが、和楽庵は茶房なので誰でも入店できます。但し、私が行った時は夕方で既に閉店していました。
清流園の滝(セイリュウエンノタキ) 落差3m 時間7m 評価1/10
 奥には滝もかかっていますが、園内は立入禁止で入れません。和楽庵からならもう少し近くで見れたかもしれないので残念です。
 滝の映像



日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。