雨降りの滝(Amefuri no taki)

大阪府岸和田市阿間河滝町
 雨降りの滝は意賀美神社の奥にかかります。



撮影2025/5/27
 意賀美神社の鳥居をくぐり鎮守の森をしばらく歩きました。
 意賀美神社は732年と884年に干ばつ時の祈雨勅願があったと伝わる由緒正しい神社です。
 社殿の奥に流れる川を覗くと滝が見えました。この滝がまさに祈雨勅願をした滝です。
 上からだと物足りないので、滝つぼに行こうと思ったのですが、ここから行けません。長靴を履いて来れば良かったです。
雨降りの滝(アメフリノタキ) 落差10m 時間4m 評価6/10
 正面からは見れませんでしたが、水量が多く大迫力でした。さすが雨降りの滝です。
 滝の映像
 続いて続百名城に選定されている岸和田城(161番)に行ってきました。
 岸和田城は江戸時代、岡部氏16代で明治維新を迎えます。
 岸和田城における最大のエピソードは蛸地蔵伝説でしょう。
 小牧・長久手の戦いに秀吉本体が愛知に向かう中、手薄になった岸和田城を根来・雑賀・粉河連合軍3万兵が攻めます。これに対し中村一氏と松浦宗清が守る城兵は8千人しかいません。
 その時、突如、蛸に乗った法師が現れます。次々と敵兵をなぎ倒しますが、さすがの法師もついに敵兵に囲まれてしまいました。すると無数の蛸が現れ敵兵を退却させ岸和田城を守ることが出来たというものです。実はこの法師は岸和田城の堀に隠し入れていた地蔵菩薩でした。
 現在、この地蔵菩薩は岸和田市の天性寺地蔵堂に安置されているそうです。
 5層の天守は1827年の落雷によって焼失しており、現在の天守は1954年に3層の鉄筋コンクリートで復元されました。
 本丸には重森三玲氏により1953年に作庭された諸葛孔明の八陣法をテーマにした砂庭式枯山水「八陣の庭」があります。
 天守閣に登ると上から庭園を見ることが出来ました。中央の石が大将で左横から時計周りに龍、風、鳥、地、虎、天、蛇、雲(写真では欠けて見えません)の八陣の石組が配されています。
 岸和田城近くの岸城神社へお参りしてきました。岸和田だんじり祭りの起源は所説ありますが、岸城神社では、疫病退散の為に町人が始めたのが起源としています。
 だんじり会館にも行ってきました。だんじりの屋根の上を華麗に舞うのが祭りの花形です。会館の方に落ちて怪我する人もいますかと馬鹿な質問をしたら、落ちたら死ぬまで笑われますよ。そんな人はいませんとのことでした。



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