雄川の滝(Ogawa no taki)

鹿児島県肝属郡南大隅町根占川北
 雄川の滝はNHKドラマ「せごどん」のオープニングで使われたことで一気に有名になった。



撮影2021/12/31
 まずは雄川の滝の落ち口を上流側からのぞき込む。
 深い森の中、静かに流れていた川が、突然その先で大きく途切れている。
 階段を下りて展望台に立つと、はるか下方に滝つぼ側の展望台が小さく見え、落差の大きさをあらためて実感した。
雄川の滝 (オガワノタキ) 落差46m 評価7
 いきなり46メートルの断崖を落ちる豪快な滝だが、上流で発電用の取水が行われているため、水量がやや控えめなのが惜しい。
 それでも切り立った岩壁を滑り落ちる白い流れは美しく、しばし見入ってしまう。
 続いて、下流側に整備された片道1200メートルの遊歩道へ向かった。
 歩きやすい道で、これも大河ドラマの舞台となった影響なのだろうか、観光地としての整備が行き届いている。
 途中、瀧見大橋と名付けられた大きな橋が姿を現した。渓谷をまたぐその姿はなかなか立派だ。
 駐車場から歩くこと15分ほどで滝見台に到着した。
雄川の滝 (オガワノタキ) 落差46m 評価7
 ここからは滝つぼを正面に望むことができる。
 46メートルの断崖を落ちる主瀑の右側には伏流水が染み出すように流れ落ちる小滝があり、これが滝つぼの澄んだエメラルドグリーンを生み出しているのだろう。
 光を受けて揺らめく水面は、思わず息をのむほど美しかった。
 滝の映像
 滝を後にして錦江湾へ出ると、南の空に開聞岳が端正な姿を見せていた。薩摩富士の名にふさわしい、完璧な円錐形である。
 翌日登る予定の高隅山も遠くに見え、旅の期待がふくらむ。
 桜島は少し霞んでいたが、噴煙が立ちのぼっているのが確認できた。
 桜島は現在、噴火警戒レベル3で、南岳山頂火口および昭和火口から半径2キロが立入禁止区域となっている。
 有村溶岩展望所では、火口から立ち上る噴煙を間近に見ることができた。荒々しい火山の息づかいが伝わってくる。
 入山規制中の最高地点は湯之平展望所で、ここをもって桜島登頂とすることにした。少し得をしたような、不思議な満足感があった。
 湯之平展望所から望む北岳は、噴火活動が停止しているため、有村溶岩展望所から見た景観よりも落ち着いた印象だった。
 それでも桜島の雄大さは変わらず、火山の島に立っていることを強く感じさせてくれた。



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