旧木沢村の滝(Kyukizawamura no taki)
| 徳島県那賀郡那賀町 | 総合評価8 | |
徳島県那賀郡那賀町。旧木沢村は「滝王国」の名にふさわしく、百選の大釜の滝をはじめ、大小さまざまな滝が点在している地域である。 |
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| 撮影2015/8/13 | ||
今回は、この滝王国を半日かけて巡ることにした。最初に向かったのは千本滝。国道193号線の黒滝寺の案内板を曲がる。 |
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大美谷ダムの手前にある標識から沢へ降りていく。 |
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| 千本滝 (センボンタキ) |
落差25m | 評価7 | |
踏み跡はほとんど消えており、道なき道を慎重に下ってようやく沢へ出た。そこから上流へ歩くと、前方に美しい滝が姿を現す。滝つぼは濃い青色をたたえ、水の清らかさがよく分かった。 滝の映像 |
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国道へ戻り、滝巡りを続ける。 |
| 大轟の滝 (オオトドロノタキ) |
落差30m | 評価8 | |
落ち口の白い水、壁面の緑、滝つぼの青が鮮やかな対比を見せていた。渓谷の色彩が一度に凝縮されたような滝である。滝の映像 |
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次は小釜の滝を目指す。 |
道路からは見えず、左岸の遊歩道へ入ったが、深い谷が行く手を阻んだ。一度車へ戻り、ロープを使って谷を越える。 |
| 小釜の滝 (コガマノタキ) |
落差5m | 評価5 | |
名の通り小さな滝であるが、滝つぼは意外に立派である。この上流に大釜の滝がかかる。滝の映像 |
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車で上流へ進むと、大釜の滝の案内板が現れた。滝つぼには大蛇が棲むという伝説が残るという。 |
道路からも見えるが、せっかくなので階段を降りて滝前へ向かった。 |
| 大釜の滝 (オオガマノタキ) |
落差20m | 評価8 | |
滝の左側が大きくえぐれており、水の浸食によるものと思われる。静かな山間の渓谷に滝音が響き、独特の雰囲気をつくっていた。百選にふさわしくないという声もあるが、秘境感、造形、水の美しさを考えれば、優れた滝であることは疑いない。 滝の映像 |
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県道295号線を進むと、「嫁ヶ滝」と書かれた橋があった。 |
橋から上流を見ると治山工事が行われている。 |
| 嫁ヶ滝 (ヨメガタキ) |
落差17m | 評価4 | |
堰堤の上流に大きな滝がかかっていた。人工物の存在が惜しいが、滝そのものはしっかりとした水量を保っている。滝の映像 |
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| 小畠口の滝 (コバタケグチノタキ) |
落差9m | 評価2 | |
嫁ヶ滝のすぐ隣の沢にも滝がある。支流のため水量は少ないが、渓谷の変化としては面白い。 |
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四季美谷温泉の前の沢には新居田の滝がかかる。旧道を歩くと、休憩所の向こうに滝が見えた。 |
| 新居田の滝 (ニイダノタキ) | 落差20m | 評価7 | |
説明板には「雨樋のような滝」とあり、確かに岩をくり抜いたような独特の形をしている。裏側が大きくえぐれた滝はいくつかあるが、これほど空間が広いものは珍しい。 滝の映像 |
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県道295号線をさらに奥へ進み、途中で右の谷へ入ると、日誰ヘアピンカーブの手前で滝が見えた。 |
側溝を伝えば滝前へ出られる。 |
| 雨上の滝 (アマウエノタキ) |
落差15m | 評価7 | |
水量が非常に多く、滝前にはほとんどスペースがない。 |
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間近で見ると容赦なく水しぶきが降りかかり、大きな水塊が落ちてくる迫力を全身で感じた。滝の映像 |
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林道を進むと雨乞い滝の案内板があった。 |
ワイヤーを頼りに沢へ降りる。 |
| 雨乞いの滝 (アマゴイノタキ) |
落差18m | 評価7 | |
雨乞いとは縁がなさそうな豊富な水量である。水の透明度が高く、渓谷の静けさとよく調和していた。滝の映像 |
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県道295号線へ戻り、さらに奥へ進むと道は林道へ変わる。しばらく走ると左の支流の奥に滝が見えた。 |
橋の右側の踏み跡をたどり滝前へ向かう。 |
| 中谷の滝 (ナカンタニノタキ) |
落差20m | 評価6 | |
落ち口が狭く、下部へ行くほど広がる分岐瀑である。斜めの断層を水が幾筋にも分かれて流れ落ち、岩肌の模様と相まって独特の景観をつくっていた。滝の映像 |
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さらに林道を進むと、にくぶちの滝の案内板があり、そこから滝を遠望できた。 |
| にくぶちの滝 (ニクブチノタキ) |
落差7m | 評価4 | |
木々の間からかろうじて全景が見える滝である。かもしかの水飲み場になっているという。滝の映像 |
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| 撮影2006/10/7 | ||
| 大轟の滝と大釜の滝は国道193号線沿いにあり、容易に見ることができる。 | ||
| 大轟の滝 (オオトドロノタキ) |
落差30m | 評価8 | |
立派な滝つぼと、上部にある白い大岩など、滝以外の景観も見応えがある。 |
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| 大釜の滝 (オオガマノタキ) |
落差20m | 評価8 | |
大轟の滝と合わせ、手軽に楽しめる名瀑である。落差は大きくないものの、水量が豊かで、名の由来となった滝つぼの存在感が際立っていた。 滝の映像 |
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