音無の滝(Otonashi no taki)

長野県茅野市北山地図
 音無の滝は国道152号線、通称、大門街道を走っていると、白樺湖の手前で見ることが出来る。



撮影2016/1/31
 9月に訪れたときはリフトで山頂へ向かった車山。
 今回は奥さんと二人、車山肩から雪の稜線を歩いて登ることにした。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、スキーウェア (上)、ゲイター、アイゼン(12本爪)
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×2、キャラメル×2、チョコレート×2、ペットボトル×3、熱湯用水筒)
(11時05分)
 駐車場から見える車山気象レーダー観測所――あれが今日のゴールだ。
 空は明るく、風も穏やか。冬の霧ヶ峰としては上々の条件だった。
(11時43分)
 40分ほどで山頂へ到着。
 最初からアイゼンを装着していたが、踏み跡がしっかりしており、正直なくても歩けるほどだった。
 スノーシューもワカンも持ってきたが、新雪ではないため出番はない。
 山頂にはスキー靴やスノーボードの靴で訪れる人の姿もちらほら。
  蓼科山がくっきりと見えていたが、ほどなく雲が湧き上がり、視界は一気に白くなった。山の天気は本当に気まぐれだ。
(12時10分)
 車山神社に着く頃には、完全に霧の中。
 山頂でカップヌードルを食べ、温かさにほっとしながら昼食休憩をとる。
 その後、12時10分に下山開始。
(12時40分)
 帰りは30分で車山肩へ戻った。
 せっかくなので、車で八島湿原まで足を延ばす。
 ビーナスラインはここで冬季通行止めとなり、湿原は一面の氷原と化していた。
 振り返ると、先ほど登った車山のレーダーが山の向こうに小さく浮かんでいる。
 帰路では音無の滝の横を通過した。
音無の滝 (オトナシノタキ) 落差10m 評価4
 冬でも凍ることなく流れ続けていた。
 やはり湧水なのだろう。静かな谷に、さらさらとした水音だけが響いていた 。



撮影2015/9/20
 今回は百名山の蓼科山と霧ヶ峰を登るために再訪した。
音無の滝 (オトナシノタキ) 落差10m 評価4
 水量は冬とほとんど変わらず、やはり湧水の滝らしい安定感がある。
 滝の映像
 当日は「ヒルクライム佐久」という自転車レースが開催されており、大河原峠は混雑が予想されたため、7合目登山口から登ることにした。距離は短いが、標高差が200メートルほど多い。
 駐車場に行ったら満杯で入れない。仕方ないので、7合目登山口よりも下の方に路駐した。
(9時32分)
 リフト降り場から登山道を使い、7合目登山口へ向かう。
(9時37分)
 蓼科神社の鳥居が立つ登山口に到着。
 森は深く、足元には浮石が多く、決して歩きやすい道ではない。
(10時25分)
 50分ほどで「天狗の露地」と書かれた空き地に出る。
(10時57分)
 天狗の露地から30分ほどでようやく将軍平へ着いた。
 ここは7合目登山口、大河原峠、天祥寺原、そして山頂への道とが交差する要所で、ひと息入れる。
 将軍平から先は大岩がゴロゴロした急登となり、鎖場も現れた。
(11時38分)
 将軍平から30分以上かけて、ようやく山頂が見えてきた。一面に広がる岩の荒野は、まるで月面のような異様な景観だ。
 今まで登った山とはだいぶ様子が違う。
(11時45分)
 山頂標識へ向かうのも一苦労。
 大岩を選びながら慎重に進むため、時間も体力も削られる 。
 一等三角点があった。写真を撮っているのは私だけだ。
 蓼科神社の奥社は風雨にも負けずしっかりと立っていた。
 方位盤は一体何に使うのだろうか。
 霧ヶ峰は雲で全く見えない。
 360度の景色を期待したが八ヶ岳しか見れず残念だ。
(13時00分)
 昼食をとりながら晴れ間を待ったが、12時36分に下山。
 将軍平でアイスクリームを食べ、13時10分に7合目登山口へ向けて出発 。
(14時10分)
 鳥居が見えたとき、ようやく肩の力が抜けた。
(14時15分)
 5時間弱の登山だった。
 次は霧ヶ峰の最高峰、車山だ。
 本来なら、車山肩から登るのだが、蓼科山登山で疲れていたので、観光客と一緒にリフトで往復した。
 深田久弥氏は著書「日本百名山」で「山には登る山と遊ぶ山があり、霧ヶ峰は遊ぶ山」と書いている通り、リフトを使うのもありかなと頷く。
 山頂には車山気象レーダー観測所が立ち、白い球体が空に浮かぶ。
 調べてみると1999年の建設で、スキーに通っていた頃にはまだなかったらしい。
 車山は駐車場が遠くなること、アイスバーンになりやすいこと、単調な一枚バーンであることから足が遠のいていたが、来シーズンは久しぶりに滑ってみたくなった。
 二等三角点「車山」の写真を撮っているのは、今回も私だけだった。
 山頂には、車山神社という小さな神社がある。
 神社のまわりには4本の小さな御柱が立っているが、諏訪大社の御柱祭が開催される年に車山神社でも小宮御柱祭が開催されるという。御柱祭とは逆に山麓から山頂へ御柱が曳航されるのが異なる。
 車山から振り返ると、先ほど登った蓼科山の山頂がくっきりと見えた。
 蓼科山では晴れ間を待っても叶わなかったのに、リフトで登った車山から見えるとは、なんとも皮肉だが、これも自然の気まぐれだ。
 右隣にそびえる八ヶ岳にはいつか登ってみたい。
 富士山は見えず、南アルプスも霞んでいた。
 八島ヶ原湿原やエコーバレースキー場、ブランシュ高山スキー場も見える。
 車山を降りて八島ヶ原湿原へ。
 ハート形の湿原は「恋人たちの聖地」と呼ばれているらしい。
 麓に降り、下諏訪町の春宮を訪ねた。
 歴史を感じさせる重厚な佇まいだ。
 御柱も堂々と立っている。
 近くにある万治の石仏は相変わらず素朴な佇まいだ。
 30年前に訪れたときは子どもの遊び場のようだったが、今は整備され、静かに祀られていた。
 岡本太郎が絶賛したことで知られるようになり、いずれ屋根がつく日も来るかもしれない。
 石鳥居の石材にしようとノミを入れたら血が出た、最近首が伸びた――そんな伝説が今も語られる、不思議な存在感を放つ石仏だ。



撮影2011/1/22
 長野県のブランシュたかやまスキー場エコーバレースキー場へ行く途中、音無の滝に立ち寄った。
音無の滝 (オトナシノタキ) 落差10m 評価4
 川の名は、武田信玄が「うるさい」と言った途端、瀬音が消えたという伝承に由来する。
 音無の滝とは、この音無川に注ぐ幾筋もの滝の総称だという 。
 滝の映像



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