理覚院枯滝石組(Rikakuin karetakiiwagumi)

滋賀県長浜市高月町井口
 理覚院は、小谷城主・浅井氏に仕えた井口氏の菩提寺として静かに佇んでいる。



撮影2025/6/20
 百名城に選定されている小谷城(49番)を訪れた。
(12時10分)
 お昼過ぎ、大手門から歩き始める。
 今回は本丸を経て大嶽山頂へ向かい、逆時計回りで周回する計画だ。
 本丸までは約1時間とされている。
 獣柵を開け、登山道へ入った。
 石段をひたすら登り続けると、汗がじわりと滲んできた。
(12時30分)
 20分で間柄峠に到着。
 眼下には琵琶湖が広がり、竹生島が静かに浮かんでいる。
 出来れば登山口で警告して欲しかった。
 やがて「小谷城址」と刻まれた石碑に行き当たる。
 小谷城は浅井氏の居城であり、信長軍との戦いの末、浅井氏は滅亡した。
 本丸跡には石垣が残り、往時の気配をわずかに伝えている。
(13時40分)
 本丸まで「1時間」とあったが、実際には1時間半を要した。
 ここで浅井長政は自害し、妻・お市の方と三人の娘は救出されたという。
 本丸を過ぎると、さらに立派な石垣が姿を現した。高さは約5メートル。
 小谷城で最も壮大とされる石垣で、苔むした石肌が歴史の重みを語っていた。
(14時45分)
 歩き始めて2時間半、大嶽城址に到着。
 三角点は三等三角点「大岳」。風が心地よく、しばし山頂の静けさに身を委ねた。
(16時10分)
 丁度4時間で周回。軽い気持ちで来たが、城巡りというよう登山だった。
 小谷城を下山した後、麓の理覚院へ向かう。
 ここは浅井氏の重臣・井口氏の菩提寺である。
 理覚院といえば、小堀遠州作と伝わる庭園が滋賀県指定文化財・名勝だ。
 本来は池泉庭園だが、現在は手入れが行き届かず、荒れた印象が否めない。
 池の中央には亀島が浮かび、かつての優雅な姿をかろうじて偲ばせていた。
理覚院枯滝石組(リカクインカレタキイワグミ) 落差1m 時間1m 評価1/10
 奥には滝に見立てた立石があるはずだが、草が生い茂り、形をよく判別できない。このまま荒地と化してしまうのだろうか。
 この地域は水も豊富で、本来の池泉庭園として水を引けば、きっと見事な景観が蘇るはずだと思うと、残念だ。小堀遠州もきっと泣いていることだろう。
 滝の映像



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