六三園枯滝石組(rokusanen takiiwagumi)

和歌山県和歌山市堀止西1丁目3
 六三園は北浜の今太閤と呼ばれた相場師、松井伊助氏の別宅として大正9年(1920年)〜大正末期にかけて造営された邸宅で主屋をはじめとする10件の建造物が国の登録有形文化財に登録されています。



撮影2025/5/29
 料亭「六三園」として現在はがんこフードサービスが運営しています。
 登録有形文化財の表門手前に鶴亀池泉庭園がありました。右が鶴島、左が亀島です。
 表門をくぐるとライオンが迎えてくれました。実は北浜の難波橋の欄干にも同じライオン像が四体も設置されています。北浜の今太閤、松井伊助氏と関係があるのでしょうか。そういえば三越もライオンでしたね。
滝石組(タキイワグミ) 落差2m 時間1m 評価1/10
 振り返ると大きな石から水がしたたり落ちていました。良く見ると龍の顔が彫られています。
 玄関に入り庭園を見学したい旨を告げると庭園マップと説明書きまで頂きました。
 こちらは登録有形文化財の茶室です。
 庭園内に入ると池を中心とした池泉回遊式庭園が見えました。
 庭園の前には登録有形文化財の主屋です。
 手水鉢は大坂城の鉄砲狭間石というからびっくり。
滝石組(タキイワグミ) 落差1m 時間2m 評価1/10
 池を逆時計周りに廻ると滝石組がありました。大きな石を立てて滝にみたて、そこから水が流れ落ちる意匠は大胆かつ繊細です。
 干支が彫られた大きな灯篭がありました。
 廃屋のように見えますが、こちらも国の登録有形文化財の浴室と裏門です。
滝石組(タキイワグミ) 落差3m 時間2m 評価1/10
 石と松が絶妙に組み合わさった滝石組がありました。
 上に廻ると紀州青石でしょうか。かなり大仕掛けの滝石組でした。
 滝の映像
 外の土塀も国の登録有形文化財です。



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