中山本瀧 (Nakayama hontaki)

佐賀県三養基郡基山町大字宮浦
 中山本瀧は新興宗教の中山身語正宗大本山の瀧光徳寺境内にかかる滝です。



撮影2025/10/5
 通常の寺院に比べ威圧的な雰囲気があります。
 石段を登っていると滝への入口がありました。
 7分ほどで滝に到着です。駐車場からずっと登りだったので結構疲れました。
 滝前には祠があります。
 さらに石仏が至るところにありました。
中山本瀧 (ナカヤマホンタキ) 落差3m 時間7分 評価1
 瀧光徳寺の名前は「瀧の水に恵まれ、仏光仏徳に満ちあふれた霊場を授けるぞ」との仏告に由来するそうです。
 ですので、本瀧は修行を目的とした滝でした。
 滝の映像
 石段に戻り本殿を見学して帰ります。
 基肄城は、663年、白村江の戦いで唐・新羅連合軍に敗れた大和朝廷が国土防衛のため水城、大野城、鞠智城とともに築いた古代山城です。

※古代山城の築城時期
 665年、日本書紀に水城、大野城の築城が記載。
 698年、続日本紀に鞠智城の修復が記載。
 草スキー場の駐車場に車を停めました。青々とした斜面を登って行きます。
 すると、日本植林発祥之地の石碑がありました。日本書紀に筑紫から植林を始めたとの記載があるからだそうです。

※日本書紀の植林の記載
 初、五十猛神天降之時、多将樹種而降。然不殖於韓國、盡持還。遂自筑紫始、播殖於大八洲國之内、靡不成青山。
 直射日光の中、草スキー場の斜面を登って行きました。日陰に入って一安心です。
 ようやく基肄城跡の山頂標識に到着しました。
 休憩所を兼ねた展望台もあります。
 山頂からは福岡市や博多湾が遠望出来ました。
 ここに城を作った意味が良く分かります。
 霊霊(たまたま)石がありました。
 天智天皇欽仰之碑は1933年、通天洞、展望所とともに建造された基肄城を築いた天智天皇を称える碑です。
 展望所は立入禁止になっていました。
 別の場所にある水門も基肄城の遺跡です。



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