竜ノ門の滝(Ryunomon no taki)

福島県南会津郡檜枝岐村見通
 尾瀬の手前、檜枝岐温泉に会津駒ヶ岳を源とする竜ノ門の滝がかかる。



撮影2016/10/22
 紅葉の盛りを期待し、この日は竜ノ門の滝を目指す旅に出た。ただ、その前に、ここは日本百名山・会津駒ヶ岳の登山口でもある。せっかくなら山頂を踏んでから滝へ向かおうと、まずは会津駒ヶ岳へ登ることにした。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×4) 、熱湯用水筒
(7時25分)
 車両通行止めの看板手前に小さな駐車場があるが、すでに満車。仕方なく林道の路肩に車を寄せた。
(7時35分)
 通行止めの看板を過ぎるとすぐに登山口の階段が現れる。ここで標高1103メートルあり、山頂まで約1000メートルの登りだ。
 登山口を抜けた途端、紅葉が一気に視界を染めた。
 朝の光を浴びて輝く赤や黄がまぶしいほどで、歩き始めてすぐに満足してしまいそうなほどだ。
 距離標識までもが紅葉に彩られ、山の秋を静かに告げていた。
 「山頂まで2.9キロ」の標識を過ぎる頃、足取りもようやく山のリズムに馴染んできた。
(9時00分)
 中間地点となる水場に到着。だが水場へは急坂を下らねばならず、今回は見送って先を急ぐ。
 木道が現れ、
 樹林帯を抜けると視界が一気に開けた。
 会津駒ヶ岳と中門岳が並ぶように見え、山の大きさと静けさが胸に広がる。
 駒ノ小屋へ続く最後の坂をゆっくりと登る。風が冷たく、秋の深まりを肌で感じた。
(10時20分)
 3時間ほどで駒ノ小屋のある尾根筋へ到着。
 会津駒ヶ岳へはここから20分ほどだ。
 駒ノ池の休憩スペースでザックを下ろし、10分ほど体を休める。
 再び歩き出すと、中門岳への分岐に出た。道中で出会った方から「中門岳は湿原が続いて素晴らしい」と聞いたが、今回は会津駒ヶ岳の山頂を優先し、右手の道へ進む。
 山頂手前で眺望の良い場所に出ると、尾瀬方面に燧ヶ岳が堂々とそびえ、秋空にくっきりと浮かんでいた。
(10時50分)
 念願の会津駒ヶ岳山頂に到着。中門岳への誘惑はあったが、今回はここで折り返すことにした。
 一等三角点「岩駒ヶ岳」に触れ、しばし山頂の風を味わう。
(11時20分)
 駒ノ池に戻り、再び休憩。
 今回はミニ塩ラーメンを作り、温かさが体に染みた。
(13時40分)
 登りに3時間かかった道を、下りは2時間ほどで戻ることができた。
 次はいよいよ今回の目的、竜ノ門の滝へ向かう。
 車を停めた場所から国道へ戻らず、左の分岐を登っていくと行き止まりに出る。そこが滝への入口だった。案内板には30分とあり、一瞬ためらったが、気持ちを奮い立たせて歩き出した。
 ほどなく沢を渡る地点に出る。この沢の上流が竜ノ門の滝だ。
 橋の上から見上げると、上流の紅葉が見事で、胸が高鳴る。
 長い階段状の道が続き、息が上がる。
 「本当に30分登るのか」と嫌気がさした頃、意外にも10分ほどで観瀑台が姿を現した。
竜ノ門の滝 (リューノモンノタキ) 落差50m 評価8
 来てよかった。心からそう思える光景だった。
 赤や黄色に染まった紅葉の中、ほぼ同じ大きさの二段の滝が豪快に落ちていく。
 水の白さと紅葉の色彩が見事に調和し、日本の秋が凝縮されたような絶景だった。
 滝の映像



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