笹の滝(Sasa no taki)

奈良県吉野郡十津川村内原 総合評価9
 名瀑の宝庫・奈良県の中から選ばれた、日本の滝百選のひとつ。
 国道168号線・風屋分岐から林道内原線をおよそ11キロ進むと辿り着く。
 林道は舗装されているものの、途中からガードレールが途切れるため、慎重な運転が求められる山道だ。



撮影2011/6/5
 笹の滝周辺の地図を眺めていると、さらに奥に「不動滝」の名があるのを見つけた。
 道路沿いから見えるようなので、今回はそちらにも足を延ばすことにした。
笹の滝(ササノタキ) 落差30m 評価9
 前回訪れたのは雨の少ない冬。
 今回は連日の雨続きで、きっと水量も増しているだろうと期待していたが、その予想を軽々と超える豪瀑が目の前に現れた。
 真正面から撮影を試みたものの、水滴がレンズを覆い、写真はまったく使いものにならなかった。
 北中康文氏の「日本の滝〈2〉西日本767滝」に「下流に続く岩の上を綾を織りなすように流れる滝水は秀逸で両者を合わせた景観にこそ、この滝の魅力がある。」と記されている。
 その言葉を確かめるように、手前からの構図で撮影してみると、まさにその通りの美しい景観が広がっていた。
 滝の映像
 林道をさらに奥へ進むと、今回の目的である不動滝を道路上から見下ろすことができた。
不動滝 落差15m 評価7
 落ち口は洞窟のように暗く口を開け、滝つぼは深い緑を湛えている。
 人の気配のない山奥にひっそりと佇む姿は、秘境の滝そのものだった。
 滝の映像



撮影2006/2/18
 冬晴れの一日、笹の滝を目指して十津川の山中へ向かった。水量は少ないだろうと踏んでいたが、その予想は見事に裏切られることになる。
赤谷滝(アカダニタキ) 落差10m 評価4
 笹の滝へ向かう林道沿いに姿を見せる滝。崖の上部から林道の橋の下へと幅広く落ちる姿が美しく、道中の良いアクセントとなっていた。
 赤谷滝のほかにも、いくつかの小滝が林道沿いに点在している。
 この滝は、崖の上部から林道の橋の下にそそぐが、やや幅広に落ちる姿がきれいだ。
 笹の滝は車で行くまでが大変だが、駐車場に着いてしまえば、ゲートをくぐって徒歩3分という手軽さで滝前に立つことができる。
笹の滝(ササノタキ) 落差30m 評価9
 冬の晴れた日にもかかわらず、滝前に立つとレンズが一瞬で曇るほどの水量だった。5分もいれば全身びしょ濡れになるだろう。
 これが雨の多い時期なら、一体どれほどの迫力になるのか想像もつかない。
 笹の滝は、訪れる季節によってまったく違う表情を見せる滝。その変化の大きさこそが、この滝の魅力なのだと改めて感じさせられる旅だった。
 滝の映像



 日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。