栖雲寺石庭滝石組(Seiunjisekitei takiishigumi)

山梨県甲州市大和町木賊地図
 栖雲寺は1348年に業海本浄が開山した臨済宗のお寺です。



撮影2024/4/28
 車で延々と山道を走ってやっとだとり着きました。
 当時はこんな山奥にお寺を作ること自体が修行だったと思われます。
 業海本浄は元の天目山で修行し日本で修行の場を求めていましたが、やっぽどここが気に入ったのでしょう。
 300円払って庭園に入ります。
 右の石が百字石、左が鶴石とのことで、奥に亀石も見えました。
栖雲寺石庭滝石組(セイウンジセキテイタキイシグミ) 落差30m 評価4
 何とも豪快な石庭です。自然石を巧みに利用、というよりも自然石そのままのように見えました。
 真ん中の尖った石は鯉魚石で鯉が滝を登って龍になろうとしているところを描いています。
 そう思って今一度、この庭園を感賞すると石が荒々しい滝のように見えてきました。
 文殊菩薩の摩崖仏です。摩崖仏は上の方にもう一つあります。
 石段を登って上を目指しましたが、結構きつかった。
 上には摩利支天が祀られた祠があります。
 こちらは上の摩崖仏ですが、光背も良く残っていました。
 忿怒岩です。
 仏様が今にも転げ落ちそうな岩を支えているようでした。
 上から庭園を見下ろすと高さが良く分かります。



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