仙娥滝(Sengadaki)

山梨県甲府市高成町 総合評価8
 奇岩が連なる景勝地として名高い昇仙峡。その中でも、覚円峰と並んで象徴的な存在となっているのが仙娥滝である。
 渓谷の奥に響く水音は、訪れる者を自然の深みに誘い込む。



撮影2011/11/13
 前回は仙娥滝だけを見て帰ったため、この日は昇仙峡の中心部にある県営駐車場に車を停め、ゆっくり散策してみることにした。
 もっとも紅葉の盛りとあって駐車場は満車で、結局はおみやげ物屋の駐車場を借りることになった。
 遊歩道を歩き始めると、谷のあちこちで紅葉が見頃を迎えており、鮮やかな色彩が目を楽しませてくれる。昇仙峡が多くの人を惹きつける理由が、歩きながら自然と理解できる。
 やがて昇仙峡の最大の見どころ、覚円峰がそびえ立つ。かつて覚円という僧が、その頂に畳を敷いて修行したと伝わる岩峰で、切り立った姿が圧倒的な存在感を放っていた。
 石門をくぐれば、仙娥滝まではもうわずか。
山梨県甲府市 撮影11/11 落差30m 評価8
 駐車場から20分ほどで滝前に到着した。
 前回よりも紅葉の色づきが良く、滝周辺の景観は数段美しく感じられた。狭い岩壁を一気に水が滑り落ちる独特の形状で、流れの一部が霧状になって陽光を受け、淡く輝いている。
 滝の映像



撮影2005/11/19
 仙娥滝は昇仙峡の最深部に位置する。滝の上部には駐車場があるものの、周囲にはみやげ物屋が軒を連ね、自然を静かに味わう雰囲気とは少し離れている。市営の無料駐車場か、みやげ物屋の駐車場を利用することになるが、後者の場合は千円以上の買い物が必要だという。
山梨県甲府市 撮影05/11 落差30m 評価8
 しかし、滝そのものはそうした俗っぽさとは無縁で、見事な景観を見せてくれる。長い年月をかけて水流が岩を削り、側壁は鏡のように磨かれ、深い彫りを刻んでいた。
 紅葉はやや盛りを過ぎていたものの、まだ十分に美しく、渓谷の秋をしっかりと感じさせてくれた。
 滝の映像



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