四季の森公園不動の滝(Shikinomorikoen fudo no taki)


神奈川県横浜市緑区寺山町
 四季の森公園の中に不動の滝があります。



撮影2025/4/15
 駐車場に着くと噴水が勢いよく水を吹き上げていました。
 展望台かと思ったら巨大な滑り台のようです。
 不動の滝に向かって遊歩道を歩いて行きました。
 ここから滝のある谷へと降りて行きます。
 見下ろすと結構な落差がありました。
四季の森公園不動の滝(シキノモリコウエンフドウノタキ) 落差10m 評価1
 不動の滝の案内はありますが、水は流れていません。
 滝の映像
 説明版を読むと、江戸時代に稲作のための水脈を掘り当て、1807年に竜王の化身である水の神様「倶利伽羅不動尊」を祀ったとありました。1969年に奥地が開発されると、近くの慈眼寺に不動尊と滝を移したのですが、四季の森公園を造営する時、再び、この地に滝を再現したそうです。
 これは慈眼寺に行くしかありません。
 弘法大師像があるので真言宗の寺のようです。
 本堂の左を見ると鳥居と石段がありました。
 鳥居の奥を覗くと黒光りした倶利伽羅竜王の像が見えます。この像が江戸時代に祀られた不動尊でしょうか。
慈眼寺倶利伽羅不動滝(ジガンジクリカラフドウタキ) 落差2m 評価1
 石段を登ると滝もありましたが、手入れがされていないようで草ぼうぼうでした。ただ、水落石だけは磨き上げられているのか草を寄せ付けていません。
 滝の映像
 続いて近くの続百名城に選定されている小机城(125番)に行くことにします。
 小机城は15世紀中ごろ関東管領上杉氏によって築城され、長尾景春の乱等を経て徳川家康の関東入府の時に廃城とされました。
 小机城の見所は12メートルになる堀の深さや本丸手前の馬出しです。
 小机駅近くの駐車場に車を停めて城址を登って行きました。
 こちらが本丸手前の馬出しです。
 本丸の虎口に到着しました。
 小机城址の石碑もあります。
 本丸は広々としていました。
 空堀に降りてみます。
 孟宗竹が林立する景色はなかなか壮観でした。
 こちらは二の丸です。
 櫓台を登ってみました。
 ここに櫓を建てていたものと思われます。
 帰りは土塁を歩きました。
 土塁から下を見下ろすと堀の深さが12メートル、四階建てのビルに相当することも納得です。
 小机城址は史跡指定されていません。そのためか、地下にはJR横浜線が通り、さらには第三京浜によって城が分断されているのは残念でした。



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