田原の滝(Tabara no taki)


山梨県都留市田原4丁目地図 総合評価7
 都留市は松尾芭蕉が長逗留した所で、田原の滝はその際に詠まれた歴史ある滝だ。



撮影2021/6/12
 再び都留市を訪れた。今回は二百名山のひとつ、御正体山を目指すためである。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(パン×1、牛乳×1、チョコレート×4、柿の種とピーナッツ・アーモンド、ペットボトル×3) 
(6時50分)
 三輪神社から林道へ入り、ゲート脇に車を停めて歩き始める。
 林道は思いのほか急で、朝の静けさの中、ゆっくりと高度を稼いでいく。
 ゲートの標高は850メートル、登山口は1060メートル。林道だけで200メートル以上の標高差がある。
 がて林道が二手に分かれる地点に着き、右へ進むとすぐに登山口が現れた。
(7時35分)
 登山口には案内板ひとつなく、地図を確認してようやくここが入口だと分かる。
 尾根へ向かう道はひたすら一直線の急登で、息が上がる。
(9時20分)
 登山口から2時間以上かかり、ようやく鹿留方面からの道と合流する分岐に到着した。
 御正体山の山頂は木々に囲まれて展望がないため、ここが唯一の眺望地点となる。
 雲の切れ間から富士山が大きく姿を現し、思わず足を止めた。
 小さな祠と二つの石燈籠が置かれた峰神社。
 周囲には名も知らぬ花が一面に咲き誇っていた。
 さらに進むと山頂の広場に着く。ここは噂に違わず、眺望はまったくない。
(10時00分)
 御正体山は二百名山であり、山梨百名山でもある。
 一等三角点「御正体山」。
 そばには小さな祠が置かれていた。
 令和天皇が皇太子時代に池の平から登られたという。
(10時15分)
 山頂ではパンと牛乳で早めの昼食をとり、15分ほど休憩した。
 最近は行動食として、柿の種にピーナッツ、アーモンド、小魚を混ぜたものを持ち歩いている。歩きながらつまむと、妙に元気が出る。
(11時50分)
 下山は順調で、登山口まで1時間35分で戻ることができた。
(12時20分)
 しかし林道の下りはアスファルトが足に響き、思いのほか堪える。「マウンテンバイクを持ってくればよかった」と思いながら歩く。
 今回の御正体山登山に要した時間は、合計5時間30分であった 。
 都留市から道志村へ向かう途中、御正体山の姿がよく見えた。
 今回登った細野から続く尾根もはっきりと確認できる。
 そのまま田原の滝へ向かうと、前回訪れた時よりも随分と整備されており、清々しい雰囲気になっていた。
 松尾芭蕉も、きっとこの変わりようを喜んでいるに違いない。
 ここには芭蕉が詠んだ「勢あり 氷柱消えては 滝津魚」の句碑が立っている。
田原の滝 (タハラノタキ) 落差4m 評価4
 この日は水量が多く、滝は迫力を増していた。パット見には人工の滝とは思えない。
 間近で眺められる観瀑台も整備されていた。
 人工的に造られた柱状節理風の堰堤も、自然の造形のように見える。
 滝の映像
 帰り道、道志村から山中湖へ回り、富士山を眺めることにした。
 湖面には3羽のスワンが並び、まるで競演するかのように優雅に進んでいった。



撮影2009/3/15
 国道139号線旧道の橋の上から眺めることができる。
田原の滝 (タハラノタキ) 落差4m 評価4
 岩に似せて造られた人工の堰堤があまりに見事で、元の滝の姿が分かりにくかった。
 芭蕉が「勢ひあり 氷消えては 瀧津魚」と詠んだ由緒ある滝だが、半ば人工滝となってしまったことが惜しまれる。
 滝の映像



日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。