高滝・風折滝(Takadaki, Kazeoredaki)
| 松坂市飯高町 | 総合評価9 | |
飯高町には、日本の滝百選に選ばれてもおかしくない名瀑がいくつもある。木梶三滝の豊かな水量も印象的だったが、宮の谷渓谷にはさらにスケールの大きな直瀑がふたつ待ち構えている。それが、高滝と風折滝だ。 |
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| 撮影2010/7/18 | ||
(9時50分)梅雨が明け、空気が一気に夏の匂いを帯びた頃、前回行けなかった猫滝とドッサリ滝を目指して宮の谷渓谷へ向かった。 9時30分に登山道入口の駐車場に着き、装備を整えて9時50分に出発する。 ここは蛭の巣窟として知られ、まるで人間を待ち構えているかのようだ。ズボンに塩水スプレーを吹きかけ、念のためヘルメットを被り、ザイル30メートルを一本携えて歩き出した。 |
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(9時52分)歩き始めてすぐ、小さな無名滝が姿を見せる。 |
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(10時2分)さらに進むと、先ほどより水量の多い無名滝が現れた。手前の岩が早戸大滝を思わせる形で、無名なのが惜しいほどの良瀑だ。 |
| 横滝(ヨコタキ) | 落差10m |
評価5 |
(10時10分)案内板はないが、調べたところ横滝という名があるらしい。滝の上部を覆う新緑が美しく、谷に柔らかな光を落としていた。 |
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(10時22分)さらに歩いていると、赤い岩肌を幅広に流れ落ちる無名滝が現れる。 |
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ここまで来る途中にいくつもの無名滝と出会ったが、ようやく名前のある滝に出会った。 |
| 蛇滝(ヘビタキ) | 落差5m |
評価5 |
蛇滝は、渓谷が細くなったところを、水が蛇のようにくねりながら落ちていく。 |
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| 高滝(タカダキ) | 落差60m |
評価9 |
(11時21分)左岸の高巻き道からは、高滝の全貌が迫ってくる。真近で見る60メートルの直瀑は、胸に響くほどの迫力だった。 滝の映像 |
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(11時38分)いよいよ高滝上部の危険地帯へ入る。 道幅はわずか30センチ。左側は滝つぼまで100メートルはあろうかという断崖絶壁。 枯れ草が積もり、足を滑らせれば一巻の終わりだ。慎重に、慎重に足を運ぶ。 |
| 猫滝(ネコタキ) | 落差15m |
評価8 |
(11時44分)やっとの思いで高巻き道を過ぎると、前方にきれいな直瀑が見えた。 滝前に出るには、登山道を外れて少し降りなければいけない。道を踏み外せば、高滝の落ち口から一気に滝つぼまで転落する恐れがある。 しかし滝つぼと新緑が織りなす景色は見事で、危険を冒してでも訪れる価値があった。 滝の映像 |
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(12時5分)猫滝からドッサリ滝までは、何度か沢を渡らなければならないが、靴の中まで濡れることはない。 |
| ドッサリ滝 | 落差20m |
評価8 |
ドッサリ滝までは、猫滝から30分、登山道入り口からは2時間30分もかかった。 ドッサリという名前通りの水量豊富な滝だ。 |
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滝前はシャワーのような水しぶきに包まれ、歩き疲れた身体を癒してくれた。 滝の映像 |
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(14時40分)今回は風折滝には行かずにドッサリ滝からそのまま駐車場へと戻る。 帰りは寄り道もせず、一気に歩いてきたこともあり、2時間強で戻ってくることが出来た。 |
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| 尚、心配していた蛭だが、次の行き先である蓮八滝を目指して車を走らせている途中、何気なく足許を見たら、スボンが血だらけになっている。車を停めてスボンをまくって脛を見たら、左足2ヵ所が既に吸い跡が凝固し、右足には一匹吸い付いている最中だった。これを塩水スプレーで撃退したが、念のため、首筋を確認したらもう一匹。からだ中を調べて、もう大丈夫ということで、次の蓮八滝へ行くことにした。 実はこれが甘くて、東名阪の大渋滞を避けて伊勢湾フェリーで帰ることとし、鳥羽港まで行ったら、おなかがむずむずする。シャツをめくったら、何と一匹吸い付いていた。蛭、恐ろしやだ。でも、おかげさまで血液がサラサラになり、「蛭さんありがとう」と感謝して家路へとついた。ほんまかいな…。 山蛭(Wikipediaより) |
| 撮影2007/6/30 | ||
| 高滝(タカダキ) | 落差60m |
評価9 |
本当は上部にもう一つ滝がある二段滝のようだが、ここから上は登山道が未整備で、死亡転落事故もたくさん起こっているという。 |
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| 滝の映像 |
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でも、私には40分では絶対に無理。実際、1時間かかってやっとの思いで到着した。 又、ここには、水越谷遭難者の碑が建っていて、危険な場所であることを教えてくれる。 |
| 風折滝(カゼオレダキ) | 落差80m |
評価9 |
難所には、あらかじめロープが用意されているが、渓流シューズなどは最低限、装備する必要があるだろう。 |
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| 沢を抜けた瞬間、大きな広場に飛び出す。すると風折滝がはるか上から落ちて来て、まさに異次元の世界だ。 当日は小雨が降っていたこともあり、水量が比較的多く、特徴である風に折れ曲がる滝は見れなかったが、その分、迫力ある直瀑を楽しめた。 滝の映像 |
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