滝沢の滝(Jyunisya no taki)

群馬県利根郡片品村東小川
 国道120号線、通称、日本ロマンチック街道を沼田から日光方面に走っていると、白根温泉の看板があり、そこに滝沢の滝がかかる。



撮影2016/4/9
 白根温泉の駐車場に車を停め、ふと堰堤の方へ目を向けると、上流の山肌に白い筋が一本走っていた。
 春の光のいたずらかと思い、目を凝らすと、それは確かに滝だった。
 遠望だけではどうにも満たされず、足は自然と滝前へ向かっていた。
滝沢の滝 (タキサワノタキ) 落差20m 評価5
 岩肌がむき出しになった壁面を、雪解け水が荒々しく叩きつけるように落ちていく。春の山に響くその音は、まだ冬の名残を抱えた冷たさを含んでいた。
 滝の映像



撮影2016/6/11
 今回は滝沢の滝のすぐ近くにある日光白根山ロープウェイを利用し、百名山・日光白根山を目指した。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、キャラメル×1、チョコレート×2、ペットボトル×4) 、熱湯用水筒
 標高1400メートルの山麓から一気に標高2000メートルへ。
 山頂駅に降り立つと、正面に白根山が姿を見せていたが、山頂だけは雲に隠れていた。
 レストランでトイレを借りる。
 行きは白根山ルート、帰りは座禅山ルートを選ぶことにした。
(8時50分)
 山頂駅を8時50分に出発。
 二荒山神社の社があり、ここもまた男体山や華厳の滝と同じく神域であることを思い出す。
 鹿避けの柵を越え、静かな登山道へ入った。
 30分ほどで大日如来に到着。周囲はなだらかで、歩きやすい道が続く。
(9時20分)
 ここから白根山南面を大きく回り込むように登っていく。
(9時30分)
 視界が開け、真正面にホワイトワールド尾瀬岩鞍のゲレンデが見えた。
 山頂駅も小さく遠ざかっていく。
 やがて森林限界を越え、荒涼とした岩場へ。
 白根山まで500メートルの標識は、雪の重みか左に傾いていた。
 山頂はガスに包まれ、姿を見せない。
 あと300メートルまで来た。
 山頂駅ははるか下に沈んでいた。
(10時50分)
 南峰に到着。
 白根権現の祠が静かに佇む。。
 しかし最高点はここではなく、中央の峰。いったん下って登り返す必要がある。
(11時00分)
 ようやく関東以北の最高地点2578メートルに立つ。
 犬が二匹、元気に登ってきていたのが微笑ましい。
 一等三角点「白根山」。
 足元には青く澄んだ五色沼がのぞく。
 岩の上に立つ人がいたが、見ているこちらが冷や汗をかくほどの高度感だった。
 本来なら男体山が見えるはずだが、雲に隠れていたた。
 さらに急坂を下り北峰へ向かうと、簡素な山頂標識が迎えてくれた。
 武尊山、至仏山、燧ヶ岳も望めるはずだが、こちらもガスの中。
(11時40分)
 リッチヌードルで昼食をとり、30分ほど休んでから弥陀ヶ池・座禅山方面へ下る。
 登りは砂地だったが、下りは荒々しい岩場の間を抜けていく。まるで別の山に来たようだ
 手前に弥陀ヶ池、奥には菅沼や丸池が並び、箱庭のような景色が広がる。
 弥陀ヶ池の近くまで降りてきました。
(12時20分)
 弥陀ヶ池の近くまで降りてくると、菅沼登山道の分岐が現れた。
 振り返る白根山は急峻そのもの。やはり登りは白根山ルート、下りはこちら側が楽に思える。
 座禅山山頂を越える。
 火口はぽっかりと大きな空間が広がっていた。
(12時50分)
 七色平との分岐に到着。
(13時10分)
 本来なら山頂駅へ戻るのが近いが、六地蔵を見たくて遠回りする。
 六体のお地蔵さまが静かに並び、屋根は新しく整えられていた。
 そのまま歩くとスキー場へ出る。ここから再び登り返し。
(13時30分)
 スキー場からは20分ほどで山頂駅に戻ることが出来た。8時50分から登り始めたので、総所要時間は4時間40分。
 朝は雲に隠れていた三つのピークも、今ははっきりと見えていた。
 ゴンドラで一気に下りる。
 帰りは白根温泉へ立ち寄ったが、折角なので滝沢の滝を再訪した。
 前回来た時は枯れ野だったが、一面に草が茂っている。
滝沢の滝 (タキサワノタキ) 落差20m 評価5
 雪解けが終わったためか、水量は前回よりもずいぶん控えめだ。それでも、初夏の山に響く水音は心地よく、季節の移ろいを静かに告げていた。
 滝の映像


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