つくばねの滝(Tukubane no taki)

兵庫県加東市池之内
 つくばねの滝は朝光寺の近くにかかります。



撮影2025/6/1
 朝光寺の駐車場に車を停めてお寺に向かうと滝への分岐がありました。
つくばねの滝(ツクバネノタキ) 落差6m 時間1m 評価3/10
 朝光寺の周辺につくばねが多く自生することからこの名前で呼ばれます。
 細い水路状の凹みを縫うように流れ落ちていました。
 滝の映像
 朝光寺は651年に法道仙人が開基したと伝わる古刹です。
 石段を登ると山門に着きました。
 室町時代建立の和様に禅宗様の要素を加味した本堂は国宝に指定されています。
 室内に入ると柱が床を突き抜けている景観には驚かされました。
 本堂には二体の千手観音が安置されています。
 左側の千手観音は黄金色に輝いており、一説には三十三間堂に安置されている千体の観音様と同じ仏様が流出したのではないかと言われています。重要文化財に指定されていますが、事実であれば三十三間堂の仏様同様、国宝指定されてもおかしくありません。
 右側の千手観音はひのきの一木造で造られており、鎌倉時代に造られた左側の仏様より時代を遡る平安期の制作ではないかと言われています。
 事実であれば県の重要文化財ではなくこちらも国宝指定されてもおかしくないでしょう。
 多宝塔は県の重要文化財に指定されていますが黒と白のシックなデザインがいいですね。
 鐘楼も本堂と同じ時期に建立されており、こちらは国の重要文化財に指定されています。



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