梅ノ木轟の滝(Umenokitodoro no taki)

熊本県八代市泉町仁田尾 総合評価7
 平家の落人伝説で知られる五家荘には百選の栴檀轟の滝がありますが、こちらの梅ノ木轟の滝も見応えがあります。


撮影2017/5/2
 当日は美里町側から国道445号線で向かったのですが、まさに酷道でくねくね道を延々と走らされました。ただし、山を登りきると快適な道路になるのが不思議です。
 梅ノ木轟公園吊橋ですが、景観に配慮したPC吊床版橋で、普通の吊り橋と違って主塔やメインケーブルがありません。
 岡山県の百選、原不動滝もこの吊り橋にすれば良かったのにと思います。
 吊橋を渡り支流沿いに遊歩道を歩いていると吊橋の下に滝が見えました。
梅ヶ枝の滝 (ウメガエダノタキ) 落差7m 評価2
 小さな滝で橋のワイヤーも邪魔になって景観はいまいちです。
 更に進むと狭くなった水路を一気に水が流れ落ちていました。
昇竜滝 (ショウリュウタキ) 落差10m 評価3
 こちらは見た通りの昇竜滝です。
 更に歩くと再び吊橋です。
梅ノ木轟の滝 (ウメノキトドロノタキ) 落差38m 評価7
 吊橋を渡って沢に降りると幾段にも渡って流れ落ちる大きな滝がありました。
 元きた遊歩道に戻って展望台まで登ると滝の全容を見下ろすことが出来ます。
 豪快かつ繊細な段瀑を堪能することが出来ました。
 滝の映像
 続いて国道466号線を再び美里町側に戻り、次の目的地である阿蘇山を目指します。阿蘇山は昨年の熊本地震の影響がまだ残り、所々、道路が寸断されていました。久しぶりに数鹿流滝にも行ってみましたが、橋が落ちてて行けないとのことです。
 阿蘇山も高岳、中岳は立入禁止になっていましたので、今回は阿蘇五岳の一つである烏帽子岳を登ることにしました。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・ペットボトル×2
(11時30分)
 草千里のレストランで昼食を採り山頂を目指しますが、右側からのルートは禁止となっていました。
 駐車場の方にどのくらいで登れるかお伺いしたところ、40分ぐらいで行けるとのことでした。
 火山の無人観測局です。
 観測局を過ぎるといよいよ登りが始まります。
(11時50分)
 カルデラの外輪山まで着きました。後は外輪山沿いに山頂を目指します。
(12時10分)
 きっちり40分で山頂に到着しましたが、山頂まであと少しのところでがけ崩れで進むことが出来ませんでした。これも自然のなせる業ですのでここで諦めます。
 山頂からは高岳、中岳も良く見えました。
(12時50分)
 1時間半のお手軽登山でした。


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