藪沢の滝(Yabusawa no taki)

長野県伊那市長谷黒河内地図
 藪沢の滝は仙丈ヶ岳登山道の藪沢コースの途中に見ることが出来る。



撮影2016/7/30
 奥さんが2週間ほどアメリカへ旅立ち、ぽっかりと時間が空いた。せっかくなので、この日はひとりで百名山・仙丈ヶ岳を目指すことにした。
 朝の5時30分、登山バスが出る仙流荘に到着すると、すでに長蛇の列。夏山シーズンの勢いを甘く見ていた。結局乗れたのは6時40分頃で、どうやらこの時期はもっと早く来るのが常識らしい。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、キャラメル×1、ペットボトル×4) 、熱湯用水筒
(7時35分)
 バスの終点は北沢峠だが、今回は藪沢沿いのルートを取るため、大平山荘で下車。
 7時35分、静かな樹林帯へと足を踏み入れた。
 木々の間を抜けると、甲斐駒ヶ岳が一瞬姿を見せたが、山頂は雲に隠れている。
 藪沢大滝は樹木に遮られよく見えなかった。
 登山道が藪沢と合流したところに幾つかもの滝がかかっている。滝の上部には人が渡っている姿も小さく見えた。
 藪沢を渡る木橋だ。
 木橋から上流を眺めると雪渓も見えた。
 右岸には水量こそ少ないが落差のある滝が白く光っている。
 雪渓のそばにも大きな滝がかかり、夏の山にひんやりとした気配を添えていた。
 登山道には小さな花が点々と咲いている。
 登山道は所々にロープがかかっていた。
藪沢の滝 (ヤブサワノタキ) 落差20m 評価7
 支流にも滝は多いが、藪沢の滝はその中でも水量が豊かだ。上部から長く流れを引き、最後は二条に分かれて落ちていた。
 滝の映像
 さらに登ると、黒々とした岩壁を滑り落ちる滝も現れる。
(9時40分)
 尾根コースへの分岐に到着。
 黄色い花が咲き、鹿の食害を防ぐため網で保護されている。
 案内板には「仙丈ヶ岳まで1時間30分」とあった。まだありそうだ。
(9時55分)
 2時間20分で馬ノ背ヒュッテに到着。標準時間2時間30分なので悪くない。帰りのバス最終が16時のため、常に時計を気にしながらの登山だ。
 森林限界を越えると、仙丈ヶ岳の姿が一望できた。標高はすでに2700メートルを超えている。
 ここにも花が咲いていた。
 仙丈小屋手前の水場で冷たい水を口に含むと、身体に染み渡る。
(11時00分)
 馬ノ背ヒュッテから1時間強で仙丈小屋へ。
 少し早いが、ここでカップヌードル休憩。
 藪沢カールの向こうに仙丈ヶ岳が堂々と立つ。
 甲斐駒ヶ岳も時折雲間から顔を覗かせた。
 15分ほど休憩して、11時15分、山頂へ向けて再出発。
 10分ほどで地蔵岳経由の分岐に出る。山頂まではあと15分。
 藪沢カールの下には仙丈小屋が小さく見え、氷河が削ったU字谷の形がよくわかる。
 山頂はあと少し。
(11時45分)
 空気が薄く、最後は息も絶え絶えになりながら、念願の仙丈ヶ岳山頂3033メートルへ到着。
 3000メートル峰は富士山、乗鞍、立山についで4座目となる。
 三角点は、二等三角点「前岳」。
 北岳・間ノ岳は終始雲に隠れていた。
 大仙丈ヶ岳と小仙丈ヶ岳の間から、雲に包まれた北岳がわずかに見えた。
 小仙丈ヶ岳方面を振り返ると、甲斐駒ヶ岳はやはり雲の中。
 名残惜しいが、時間も限られているので、12時に下山開始。
(12時45分)
 45分ほどで小仙丈ヶ岳へ。
 ここから眺める小仙丈沢カール越しの仙丈ヶ岳は圧巻だった。
(13時25分)
 藪沢コースへの分岐・大滝の頭に到着。
(14時05分)
 ここから長衛小屋へ降りられる。
(14時25分)
 山頂から2時間25分で無事下山。
 バス待ちの列は長く、1台目には乗れず、15時発の2台目で仙流荘へ戻った。
ドライバーさんから高遠さくらの湯の割引券をもらい、帰りに立ち寄って汗を流した。


撮影2016/8/7
 先週に続き、再び北沢峠へ。今回は反対側の百名山・甲斐駒ヶ岳を目指す。
前回はバスが6時40分発になってしまったため、今回は前夜に駐車場入りし、5時45分発の始発から2番目のバスに乗ることができた。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×4) 、熱湯用水筒、バーナー
(6時35分)
 北沢峠に6時30分到着。準備を整え、6時35分に出発。仙丈ヶ岳は日帰り可能でも、甲斐駒ヶ岳は難しいと言われるが、1時間早いスタートは大きい。
 仙丈ヶ岳同様、最初は樹林帯を歩く。
 樹林帯を抜けると、仙丈ヶ岳が雲ひとつない快晴のもとに姿を見せた。しかし山の天気は移ろいやすい。
(8時20分)
 標準時間どおり1時間45分で双児山2649メートルに到着。北沢峠から600メートルを一気に登ったことになる。
 せっかく登った双児山だが、ここから70メートルほど下らねばならない。
 西側を見ると中央アルプスの向こうに御岳山と乗鞍が見えた。
 東側には北岳山頂がわずかに顔を覗かせている。
 樹林帯を抜け、ガレ場の急登を駒津峰へ向けて登る。
 登り切ると正面に白く輝く甲斐駒ヶ岳が見えた。
(9時20分)
 標準より10分遅れで駒津峰に到着。
 ここは仙水峠からの道と合流する地点だ。
 甲斐駒ヶ岳は雲ひとつなく、雪山のように白く輝いていた。
 鳳凰三山も一瞬姿を見せ、地蔵ヶ岳のオベリスクが印象的だった。
(9時52分)
 大きな六方石に到着。10分ほど休憩し、最後の登頂に備える。
 直登りコースとの分岐だが、迷わず右側の巻き道へ向かう。
 摩利支天との分岐。
 摩利支天はすぐ近くに見えるが、往復1時間かかるのでパス。
 空気が薄く、一歩が重い。
 山梨県側の黒戸尾根への分岐を過ぎると、山頂はもうすぐだ。
(11時00分)
 4時間25分で甲斐駒ヶ岳山頂へ。
 三角点は、一等三角点「甲駒ヶ岳」。
 祠にはわらじが架けられていた。
 前夜に駐車場入りしたためコンビニでお湯をもらえない。自分で湯を沸かしカレーヌードルを食べ、山頂には11時30分まで滞在した。
(12時40分)
 16時までに北沢峠へ戻らねばならず、11時30分に下山開始。駒津峰には1時間ほどで到着。
 双児山を見下ろすが、まだまだ遠い。
(13時25分)
 双児山まではアップダウンが続き大変だったが、ここからの下りも長い。
(14時40分)
 何とか間に合ってほっとした。
 15時発のバスで仙流荘へ戻った。
新滝 (シンタキ)地図 落差15m 評価4
 道路脇にかかる新滝を車窓から撮影。
 鋸山は見る角度によって険しさを増し登るのが大変そうだ。
七丈ヶ滝 (シチジョウガタキ)地図 落差100m 評価7
 鋸山の麓に、巨大な滝が遠望できる。落差100メートルの七丈ヶ滝だ。
 さらに林道を進むと右の山にゴリラの顔のような岩影が浮かび上がる。
 甲斐駒ヶ岳は最後まで雲に隠れたままだった。


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