菊地渓谷の滝(Kikuchikeikoku no taki)


熊本県菊池市原 総合評価7
 菊池町の菊池渓谷は水量が多く、水も清らかなことから人気が高く、日本の滝百選にも選ばれている。



撮影2025/10/11
 この日は、続百名城に選定されている鞠智城(189番)を訪れた。
 鞠智城は、663年の白村江の戦いで唐・新羅連合軍に敗れた大和朝廷が、国土防衛のために築いた古代山城のひとつである。
※古代山城の築城時期
 665年、日本書紀に水城、大野城の築城が記載。
 698年、続日本紀に鞠智城の修復が記載
 最初は情報収集も兼ねて歴史公園鞠智城の温故創生館に行った。
 何と言っても青銅菩薩立像(右=レプリカ、左=復元)が目を見張る。
 面長の顔、アルカイックスマイル、流麗な衣文表現など法隆寺の百済観音(飛鳥時代、国宝)にそっくりだった。
 歴史公園鞠智城にはたくさんの建物が復元されていた。
 こちらは鼓楼の八角形建物。
 高床式の校倉造り建物があった。多量の炭化米が発見されたことから米倉と考えられている。
 高床式の倉庫もあった。
 これは復元建物ではなく休憩所。
 さらに歩いて行くと展望台があった。
 展望台からは昨日登った雲仙も見え、ここに城を造った理由が良く分かる。
 続いて近くの菊池川にかかる滝を巡ることにした。
横滝(ヨコタキ) 落差3m 時間2分 評価5
 川幅一杯に広がる滝である。
 滝の映像
 横滝のすぐ下流には産さん滝があるが、菊池川で大きな滝はここだけと案内にあったものの、落差20メートルの掛幕の滝を忘れているようだ。掛幕の滝はやはり影が薄いのだろうか。
 近くの産さん神社には、源為朝の妻子7人が祀られていた。為朝は保元物語や椿説弓張月などで超人的な武勇が語られる武将で、九州各地に伝承が残るが、ここにもその痕跡があった。
産さん滝(ウブサンタキ) 落差10m 時間2分 評価6
 落差はあるものの、横からしか眺められないのが惜しい。
 滝の映像
 道路越しに滝が見えた。
ナメリ川の滝(ナメリガワノタキ) 落差5m 時間0分 評価5
 その名の通りの滑滝である。
 滝の映像
 近くの駐車場に車を停め、歩道を進むと「一剣払いの滝」「逢ぞめの滝」の案内があった。
 ずは逢ぞめの滝を目指し、荒れた踏み跡を進む。
 河原に出た。
 左岸の踏み跡を歩くと見事な柱状節理が現れる。
逢ぞめの滝(アイゾメノタキ) 落差2m 時間10分 評価4
 逢いぞめの滝は、荒々しい柱状節理とは裏腹に小さく可愛らしい滝だった。
 滝の映像
 続いて道路に戻り一剣払いの滝を目指す。
 案内の背後に踏み跡があった。
 途中から道が完全に消え、木々を押し分けながら適当に下る。
一剣払いの滝(イッケンバライノタキ) 落差10m 時間10分 評価5
 滝の下部だけが見えたが、ロープと長靴があればもう少し近づけそうだった。
 滝の映像
 車に戻り上流の駐車場に車に停めて少し戻ると赤石谷と書かれた橋。
赤石谷の滝(アカイシダニノタキ) 落差5m 時間2分 評価4
 橋の下に滝が見えたが、滝つぼへ降りる道はない。藪漕ぎをすれば行けそうだが、そこまでするほどの滝ではないだろう。
 滝の映像



撮影2006/7/14
 菊池渓谷は、入口にかかる掛幕の滝を除けば、いわゆる滝らしい滝は少ない。ここは渓流そのものを楽しむ場所である。
掛幕の滝(カケマクノタキ) 落差20m 評価7
 渓谷入口の橋の下にかかる見事な滝で、左側は豪快な直瀑、右側は白糸のように広がる優しい流れであった。
 これほどの滝が入口にあるにもかかわらず、渓谷を訪れる多くの人が気づかないようだ。
 というのも、滝の上に道路がかかっているからで、まるで日本橋の上に高速道路を通したような残念な景観になっている。
 県道45号線のカーブをもう少し下流側に移動して滝見橋にしていれば、素晴らしい観光資源になったのに実に惜しい。
 それでも滝つぼには美しい虹がかかっていた。
 上流へ歩くと、狭い場所を大量の水が流れ落ち、泡立って真っ白になる場所があった。この滝にもぜひ名前を付けてほしい。
 黎明の滝は朝来ると良さそうだ。
黎明の滝(レイメイノタキ) 落差7m 評価5
 中央の岩を挟んで二条に流れ落ちる滝である。
天狗滝(テングダキ) 落差5m 評価4
 濃い青色の滝つぼ(竜ヶ淵)をもつ滝で、狭まった場所を大量の水が一気に落ちていた。
 四十三万滝の由来は所説あるという。
四十三万滝(ヨンジュウサンマンダキ) 落差7m 評価5
 菊池渓谷に数多くある渓流瀑のひとつで、川幅いっぱいに広がる流れが、中央の岩だけを残して落ちていた。
 滝の映像



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