竹林寺庭園枯滝石組 (Chikurinjiteien karetakiiwagumi)

高知県高知市五台山
 竹林寺は、724年に行基が開山したと伝わる真言宗智山派の古刹である。



撮影2025/9/27~28
 続百名城に選定されている岡豊城(180番)を訪れた。
 岡豊城は13〜14世紀に長宗我部氏が築いた城で、長宗我部元親の代にはここを拠点に四国全土を統一するまでに至る。しかし秀吉の侵攻により降伏し、領地は土佐一国に縮小。1591年に浦戸城へ移ると、岡豊城は廃城となった。
 高知県立歴史民俗資料館の前には、四国を統一した元親の像が立ち、ここから詰(本丸)を目指して歩き始める。
 8分ほどで詰に到着した。
 詰からは海も見える。
 眼下には高知市街が広がっていた。この景色を見れば、ここに城を築いた意図がよく分かる。
 せっかく高知まで来たので桂浜へ足を延ばす。
 桂浜と言えば坂本龍馬像だろう。でも、坂本龍馬像は想像以上に大きかった。
 竹林寺は歴史が深く、寺内には多くの文化財が残る。本堂の御本尊は、寺伝では行基が聖武天皇の命により栴檀の木に刻んだ文殊菩薩とされ、室町時代建立の本堂とともに重要文化財に指定されている。
 もし本当に奈良時代の作であれば国宝級だが、実際には後代の作と考えられているのだろう。
 五重塔は1980年に再建されたものだが、周囲の緑に溶け込み、落ち着いた佇まいを見せていた。
 庭園は1318年、夢窓疎石の作庭と伝わる池泉観賞式庭園で、高知県唯一の国指定名勝庭園である。
 まずは客殿西庭の額縁庭園を眺め、静かな緑の広がりにしばし見入った。
 鶴亀庭園では、どれが鶴でどれが亀か判然としないが、石橋が亀の頭で、右側全体が亀、左側が鶴を表しているらしい。時を超え作庭者の意図を想像しながら歩くのも楽しい。
 続いて客殿北庭の蓬莱庭園へ進む。
竹林寺庭園枯滝石組 (チクリンジテイエンカレタキイワグミ) 落差5m 時間5分 評価2
 右手奥に急勾配の枯滝石組が姿を現した。山の斜面を巧みに取り込み、自然の地形をそのまま生かしたような造りである。
 水は流れないが、石の重なりが滝の勢いを想像させ、庭全体に静かな緊張感を与えていた。
 滝の映像



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