観音寺の滝(Kannonji no taki)


沖縄県国頭郡金武町字金武
 16世紀前期、補陀落渡海により西方浄土を目指した日秀上人が熊野から金武に流れ着き、布教活動を行うために創建したのが観音寺だ。
※補陀落渡海(フダラクトカイ)
 南にある観音菩薩の浄土・補陀落山への往生を願い、海上へ船出する行為をいう。特に中世の熊野や土佐から出発した例が多く、事実上命を落とす行為であり、重石を身に付けて入水したり、船に穴を空けて沈めたりする場合もあった。のちには亡くなった僧侶を船に乗せて送り出す水葬の一種としても行われた。



撮影2026/2/2
 駐車場に車を停め、道路を渡って、観音寺へ向かう。
 樹齢400年近いフクギの大木の横に日本庭園があった。
庭園滝石組(テイエンタキイワグミ) 落差1m 時間1分 評価1
 観音信仰を表現した庭園だろうか。
 小さな滝も水を池に落としていた。
 滝の映像
 お寺の右に鍾乳洞・日秀洞がある。
 急な石段を降りて洞窟内へと向かう。
 鍾乳石と石筍がくっついて石柱になっていた。ここまでなるには相当の年月を費やしたことだろう。
 洞内には熊野三所権現が祀られていた。
 こちらの鍾乳石も見事だ。
 天蓋は仏像に差しかける笠のことで、膜状になった鍾乳石が確かに笠に見えた。
 さらに降りると水天も祀られている。
 観光鍾乳洞ではカラーライトで着色され様々な色に輝いている例があるが、ここは自然光だけでも充分きれいだ。
 こちらは、鍾乳石と石筍が合体し、クラゲのように見えた。
 金銀の滝を探していたが、最深部まで来てもわからない。一旦、外に出て、お寺の方に聞くと、金銀の滝は知らないとのこと。住職にもお聞きすると、「先代の住職が、鍾乳石や石筍に色々な名前を付けた内の一つ。金銀の滝と言っても形が滝のように見えるだけで、実際に水が流れているわけではない。石段を降りて行って、水天のところで振り返ると見えるはず。」と教えて頂く。
金銀の滝(キンギンノタキ) 落差3m 時間1分 評価1
 洞窟に戻り、言われた通り水天で振り返ると金銀の滝の案内が見えた。水こそ流れていないが、垂直の滝は金銀の名に相応しいかもしれない。
 滝の映像
 続いて、金武町の井泉・ウッカガーを訪れた。
 湧水量は1日千トンを超えるという。
 道路を挟んで反対側には大川児童公園があった。
 園内には噴水や遊具が設置されている。
緑青の滝(リョクセイノタキ) 落差2m 時間1分 評価1
 さらにコンクリートの壁に苔が着いた人工の滝も。軽井沢の白糸の滝を彷彿とさせる流れだ。
 滝の映像



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