小金滝(Kogane taki)


高知県土佐郡大川村 総合評価9
 自然王国・白滝の里として知られる大川村は、高知県の“陸の孤島”とも呼ばれる静かな山里である。
 人の気配よりも森の息づかいが濃く、ここでは自然こそが最大の魅力となっている。


撮影2014/5/2
 吉野川に寄り添うように走る県道17号線を西へ向かっていると、「小金滝」の案内板がふいに現れた。右手の山肌を仰ぐと、木々の切れ間から白い筋のような大きな滝が見える。あれが、これから向かう小金滝なのだろう。
 県道の旧道へ入ると、すぐに小さな滝が見えた。
 この滝の上流に、小金滝がかかっているはずだ。手前の滝の右側にある階段から小金滝を目指す。
 やがて踏み跡が薄れ、道が曖昧になる場所へ差しかかった。ここが最も迷いやすい分岐で、左へ進むと前衛滝の前に出てしまい、右の急斜面をよじ登る羽目になる。よく目を凝らすと、右側の木にピンク色のリボンが揺れていた。その印に従い、山道を進む。
小金滝(コガネタキ) 落差100m 評価9
 木々のトンネルを抜けた瞬間、視界がぱっと開け、巨大な空間へ放り出された。目の前には、落差100メートルの直瀑が轟音とともに落ち下っている。思わず息を呑む迫力だ。
 ただひとつ残念だったのは、目前にある下段の滝を越えられなかったことだ。正面突破、右からの高巻き、左からの高巻き、どれも命が二つあっても足りないほどの危険を孕んでおり、今回は断念した。それでもなお、目の前にそびえる直瀑の威容は、言葉にしがたい感動を残してくれた。
 滝の映像
 小金滝の案内板には、近くに「翁の滝」があると記されていた。せっかくなので、そちらにも足を延ばしてみることにした。
翁の滝(オキナノタキ) 落差30m 評価7
 白滝の里方面へ戻り、林道を延々と走っていく。左のヘアピンカーブに差しかかったとき、右前方の森の奥に大きな滝が姿を現した。案内板の写真では紅葉越しに見える滝だったが、今回は新緑の若葉が風に揺れ、その向こうに白い水煙が立ちのぼっていた。
 滝の映像
 再び県道17号線へ戻り、西へと車を走らせる。次の目的地は銚子口である。
銚子口滝(チョウシグチノタキ) 落差25m 評価6
 井の川地区に入ったところで側道へ折れ、橋の上から右手を覗き込むと、大きな滝が落ちていた。ただ、黒い水道管が滝前を横切っており、景観としては少し惜しい。
 滝の映像
 さらに県道17号線を西へ進み、相の谷バス停付近から右の側道へ入る。しばらく走ると、青色の「銚子滝」案内板が現れた。
銚子滝(チョウシタキ) 落差30m 評価7
 橋の左側から踏み跡に入り、5分ほど歩くと滝前へ到着した。ここもまた大きな滝で、右側には滝を覆い隠すように巨大な岩が構えている。その存在感が、滝の景観に独特の重厚さを与えていた。
 滝の映像



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