鳳来寺山の滝(Horaijisan no taki)

愛知県新城市門谷鳳来寺
 鳳来寺山は鳳来寺、東照宮で有名だが、芭蕉が訪れて俳句を詠んだことでも知られている。更にあまり知られていないが妙法の滝という滝もかかる。



撮影2023/4/22
 4月2日にリハビリを兼ねて本宮山を登ったが、今度は、鳳来寺山を登ることにした。
(携行装備)
 ・登山靴、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(稲荷ずし×1、柿の種×2、チョコレート×1、ペットボトル×3)
(8時00分)
 8時に県道沿いの表参道駐車場を出発。
(8時20分)
 20分ほどで登山口に到着した。ここから1425段の石段を登るタフなコースだ。
 1651年建立の重要文化財の仁王門に到着。
 かつて日本一の樹高を誇った笠杉も凄いが、廻りの杉も結構、高さがある。
 ※樹高ベスト3
 1位 花脊の三本杉(東幹)  62.3メートル
 2位 花脊の三本杉(北西幹)60.7メートル
 3位 笠杉         59.6メートル
(9時10分)
 1時間10分かけて鳳来寺本堂に到着。
 展望台で少し休憩し山頂へと向かう。
勝岳不動滝 (ショウガクフドウタキ)地図 落差5m 評価1
 不動滝は相変わらずほとんど水が流れていない。
 滝の映像
(10時25分)
 山頂に到着したが、少し歩いた瑠璃山の方で昼食休憩をとる。
 帰り道の尾根が良く見えた。
 地図によるとこの辺が瑠璃山だ。
(11時45分)
 鷹打場に到着。霞んでいて眺望はあまり良くない。
(12時30分)
 東照宮へ着くと、社の中が金色に輝き徳川家始祖の威光が改めて実感できる。
 近づくと家康公使用の金陀美具足の模造品だった。
 NHK大河ドラマ「徳川家康」にあやかっているようだ。
※金陀美具足
 桶狭間の戦いに先立ち今川義元が家康(当時松平元康)に授けた金箔の鎧・兜。現在価値に換算すると500万円前後の代物。本物は久能山東照宮に保管され、国の重要文化財に指定されている。
(14時00分)
 鳳来寺山登山にかかった時間は6時間、練習登山には丁度良かった。



撮影2018/1/14
 鳳来寺山に妙法の滝があるというので鳳来寺山登山を兼ねて訪れる。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×4) 、熱湯用水筒
(10時00分)
 参道は車道なので奥にも駐車場があるが、折角なので門前町の雰囲気を楽しもうと県道沿いの駐車場から歩くことにした。
 樹齢1400年、樹高9メートルの天然記念物のねずの樹。樹齢、樹高ともに非常に珍しいという。
 鳳来寺山は芭蕉が訪れたことでも知られているが、山頭火、若山牧水など多くの歌人に詠まれた景勝地だ。
 標高は695メートルで瑠璃山が最高峰となる。元々、火山なので、所々、溶岩が現れている。
 実は芭蕉は途中で腰が痛いといって引き返しており、山頂への登山は断念したという。
 芭蕉が詠んだ句は「こがらしに岩吹きとがる杉間かな」というもので、芭蕉が引き返した場所に句碑がたっていた。
(10時30分)
 ここからいよいよ1425段の石段の始まりだ。
 1651年建立の重要文化財の仁王門。
 樹高59.6メートルの傘杉が堂々と立っている。かつてこの杉が日本で最も背が高い樹木ではないかと言われていた。樹高も凄いが、何よりもまっすぐに伸びた姿は本当に美しい。建材に使ったら立派な城ができるだろう。
 ※樹高ベスト3
 1位 花脊の三本杉(東幹)  62.3メートル
 2位 花脊の三本杉(北西幹)60.7メートル
 3位 笠杉         59.6メートル
 松高院という僧坊。
 松高院は鍵がかかっていて中には入れないが、石段を登ると上から俯瞰することが出来る。
(10時50分)
 松高院のすぐ上の空き地に「妙法滝 是より二町四間」との標識だ。二町四間とは225メートル。
 僧坊の跡地を抜けて沢へと向かう。
 右岸にうっすらと踏み跡があった。
 水量は少なく不安になる。
 倒木によって沢が完全に塞がれていた。倒木の上を慎重に歩いて上流へと進む。
 倒木の上を歩くと右側に落差はないが、いい感じの氷瀑が見える。特に滝つぼが結晶化してきらきらと輝き、最初はこれが妙法の滝かと思った。
妙法の滝 (ミョウホウノタキ)地図 落差15m 評価6
 倒木の先に妙法の滝が見える。
 水量は少ないが、一部が氷瀑となっていた。もう少し寒い時に来れば、もしかすると凄い氷瀑が見れるかもしれない。
 滝の映像
(11時30分)
 道なき道を歩いた為、妙法の滝を見るのに40分ほどかかってしまった。
 こちらは龍の爪あと。鳳来寺は702年に利修仙人によって開山したと伝えられている。
 利修仙人は文武天皇(683~707年〉の病気平癒祈願の為に、鳳凰に乗って参内したという伝承があり、鳳来寺の名の由来になった。龍のつめあととされているが、別の説では仙人のおともの鬼がひっかいた爪あととも言われている。
(11時50分)
 ようやく本堂に到着。
 ここから時計回りに鳳来寺山を一周することにした。
 途中には見事なつらら。
 不動堂に到着。ここに一筋の滝がかかっていた。
勝岳不動滝 (ショウガクフドウタキ)地図 落差5m 評価1
 利修仙人はここで「ともに鳳来寺の守り神になろう」とお供の3匹の鬼の首をはね、本堂の下に埋めた後、入寂されたという。付き合わされた鬼も可哀そうだ。
 杉の切り株のところに六本杉の説明板が置かれていた。利修仙人が霊木7本杉の1本を切って薬師如来を刻み本尊として祀った為、残りを六本杉という。
 鳳来寺の奥の院に着いたが、かなり廃れた感じだ。
(12時45分)
 ようやく山頂に到着。ここで昼食休憩をとる。
 展望の良いところまで3分という看板に従って見てきた。
 確かに南アルプスが良く見える。
 13時30分に山頂を出発。帰りは鷹打場を経由する周回コースにした。
 こちらは途中の天狗岩。
 鷹打場に到着した。
 尾根の先端なので、さえぎるものがなく、南アルプス方面が良く見える。
 登山道を降っているとようやく東照宮が見えた。
 昔、松平広忠と於大の方が子宝祈願のために鳳来寺に参拝したところ、間もなく家康を懐妊したという。
(14時40分)
 その後、鳳来寺では薬師如来を守護する十二神将の一人である真達羅大将の神像が忽然と姿を消し、家康が亡くなるとともにもとの位置に戻っていたと伝えられている。
 これを聞いた三大将軍家光がいたく感動し鳳来寺に東照宮が開かれ篤く祀られた。
 子宝祈願にご利益のある鳳来寺らしく狛犬には子犬もいるのはご愛敬だ。
(16時00分)
 ゆっくりと散策したこともあり、6時間の登山となった。



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