小原温泉の滝(Oharaonsen no taki)

宮城県白石市小原字湯元
 小原温泉の滝は、この温泉地の一角にひっそりと存在するとされる滝である。



撮影2025/7/22
 この日は、続百名城に選定されている白石城(105番)を訪れるところから旅が始まった。
 市役所の白石城城下広場駐車場に車を停め、城へ向かって歩き出す。
 斜面を登り、左へ折れると大手一ノ御門が姿を現した。
 さらに進むと、直角に折れた虎口の先に大手二ノ御門が見える。屋根のしゃちほこが堂々とし目を引く。
 本丸に出ると、大手門と並んで1995年に木造で復元された三階櫓がそびえていた。
 白石城の成立年は明確ではないが、伊達氏の勢力下にあったのち、豊臣秀吉の奥州仕置で蒲生氏の領地となり、さらに徳川家康の会津征伐で再び伊達氏の所領に戻る。
 江戸時代には一国一城令の中で存続が認められ、伊達家家臣・片倉氏が代々治めた。
 戊辰戦争では白石城で白石列藩会議が開かれ、奥羽越列藩同盟結成の舞台となったが、最終的には伊達氏の降伏により新政府軍へ明け渡されている。
 城内には、ゆるキャラ「ポチ武者こじゅうーろう」の顔はめパネルも置かれていた。
 大阪夏の陣で後藤又兵衛を討ち取った片倉小十郎重長がモデルとのことで、なかなか愛嬌がある。
 三階櫓は資料に基づき木造で復元されており、やはり木の質感は心地よい。
 櫓に登ると、大手門の向こうに白石城下が広がり、往時の景色を想像させた。
 明治時代の横綱「大砲」の銅像もあり、城下の歴史の厚みを感じる。
 白石城を後にし、地図を眺めていると、小原温泉に滝があると知り、足を延ばしてみることにした。
小原温泉の滝(オハラオンセンノタキ) 落差5m 時間0m 評価1
 滝があるという場所へ向かったものの、目に入るのは斜面ばかりで、水の気配がまったくない。滝が隠れているのか、あるいはすでに枯れてしまったのか。いずれにせよ、滝らしい姿は確認できなかった。
 温泉街の静けさだけが残り、少し肩すかしを食ったような気分になったが、こうした“見えない滝”も旅の一興かもしれない。



日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。