大信不動滝(Daishinfudo taki)

福島県白河市大信隈戸
 大信不動滝は白河市大信の聖ヶ岩ふるさとの森にかかります。


撮影2025/7/20
 百名城に選定されている白河小峰城(13番)に行ってきました。
 清水門の復元工事をしている為、見学用昇降階段で本丸に登ります。
 白河小峰城は南北朝時の1340年代に結城氏によって築かれました。1590年の奥州仕置きにより白川結城氏は改易され、江戸時代は城主が何度も変わり、幕末には幕領、城は二本松藩の預かりとなります。
 最後は戊辰戦争による新政府軍の攻撃により建物の大半を失い落城しました。
 歴代城主としてはやはり寛政の改革を実施した松平定信が有名でしょう。
 桜の木が植えられていた桜之門跡から本丸へと入ります。
 広々とした本丸の向こうに三重櫓が見えました。
 三重櫓は1991年に天守相当の建物としては初めて木造復元された(天守閣としては掛川城が初)ものです。
 三重櫓からは東北本線の白川駅が見えました。
 帰りは前御門を通って竹の丸へ出ますが、三重櫓と前御門が実に美しいです。
 本丸の石垣は東日本大震災で大きく崩れましたが、きれいに復興されました。
 続いて白河市の山間にある大信不動滝に行ってみます。
 聖ヶ岩ふるさとの森の駐車場に車を停めると桝滝の案内がありました。
枡滝(マスタキ) 落差3m 時間0m 評価6
 本当に桝をイメージさせる滝です。桝からこぼれた水が広がっていくようでした。
 滝の映像
 駐車場は広々としています。
 駐車場からは大日ヶ岩が見えました。おにぎり形で真ん中のくぼみが梅干しみたい。
 不動滝は駐車場のはずれに入口がありました。
 沢沿いを歩いて行きます。
 今までのゆったりとした流れから一転、沢が横に広がるとともに流れが急になってきました。
 階段を使って降ります。
 大量の水が一気に落ちていてびっくりしました。
大信不動滝(ダイシンフドウタキ) 落差4m 時間7m 評価7
 手前にはひょんぐりも見られます。
 壁面がほとんど見えないほど次から次へと水が流れてきました。集水域から考えると普段からこんなに水が多いとは思えません。
 5月から8月にかけて実施される羽鳥湖からの導水が影響しているのでしょう。
 滝の映像



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