真名井の滝(Manai no taki)

宮崎県西臼杵郡高千穂町大字向山 総合評価8
 真名井の滝は落差こそ大きくないものの、神話の世界にふさわしい荘厳な雰囲気をまとい、高千穂峡の象徴ともいえる存在である。



撮影2011/7/14
 5年ぶりに真名井の滝を訪れた。今回は朝の静けさを味わいたく、5時30分にホテルを抜け出し、まだ観光客の姿もない高千穂峡へ向かった。
玉垂の滝(タマダレノタキ) 落差8m 評価6
 真名井の滝の水源はすべて、この玉垂の滝から流れ出る伏流水である。
 地下水が岩盤から染み出し、静かに落ちるその姿は、清らかさそのものといった印象であった。
 玉垂の滝の水は一度「おのころ池」にたまり、そこから人工的に設けられた狭い落ち口を通って五ヶ瀬川へ注ぐ。
 その流れが真名井の滝となる。
真名井の滝(マナイノタキ) 撮影06/7 落差18m 評価8
 橋の上から眺める真名井の滝は、前回よりも明らかに清らかな流れであった。雨水ではなく、玉垂の滝の澄んだ伏流水がそのまま落ちているためだろうか。
  まさに「日本の風景」と呼ぶにふさわしい光景であり、神話の舞台として語り継がれてきた理由がよく分かる。
 滝の映像
 遊歩道を上流へ進むと、「鬼の力石」と名付けられた大きな石が現れた。
 さらに対岸には、柱状節理が見事な「仙人の屏風岩」がそびえている。
 峡谷が狭まった場所には「槍飛」と呼ばれる地点があった。
 戦国時代、敵に追われた武士が槍の柄を岸につき、飛び越えたという伝承が残り、向こう岸につけず落ちた者もいたという。高千穂らしい物語性を感じさせる場所であった。



撮影2006/7/14
 この日はあいにくの雨で水が濁っていたが、それでも峡谷の雰囲気は十分に味わえた。。
玉垂の滝(タマダレノタキ) 落差8m 評価6
玉垂の滝 真名井の滝のすぐ上に「おのころ池」があり、玉垂の滝からの湧水が静かに注ぎ込んでいる。
真名井の滝(マナイノタキ) 撮影06/7 落差18m 評価8
 駐車場から橋へ戻ると、右下に真名井の滝が見えた。水が茶色く濁り、清廉な雰囲気とは程遠かったのが残念だったが、左岸の遊歩道を進むと、今度は反対側から滝を望む場所に出る。
 そこからの眺めはまさに「日本の滝」といった趣で、大いに満足した。
 滝の映像



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