名古屋城の滝(Nagoyajyo no taki)
| 愛知県名古屋市中区 | ||
百名城に選定されている名古屋城(44番)の周辺には、三の丸庭園と二の丸庭園という歴史ある日本庭園が点在している。城下の喧騒から一歩離れるだけで、時代の層が静かに重なる空間が広がる。 |
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| 撮影2025/5/3 | ||
| 名古屋城能楽堂前の滝 (ナゴヤジョウノウガクドウマエノタキ) |
落差3m | 評価2 | |
人工の造形でありながら、どこか自然の息遣いを感じさせる不思議な存在感があった。 |
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滝の映像 |
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| 三の丸庭園の滝 (サンノマルテイエンノタキ) |
落差5m | 評価2 | |
庭園の最奥に滝石組がある。 |
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水落石はひときわ存在感を放ち、まるで水が今にも流れ落ちているかのような造形が印象的だった。落ち葉が積もり忘れ去られた存在だが、磨けば光るだろう。 |
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| 二の丸庭園北お庭枯滝石組 (ニノマルテイエンキタオニワカレタキイワグミ) |
落差5m | 評価2 | |
滝石組は実に豪壮で、深山渓谷を再現しようとした意図が伝わってくる。様式は玉澗流と呼ばれ、南宋末〜元初の画家・玉澗の山水画をモチーフとしたもの。背後に二つの大きな築山を配し、その間から滝を落とし、さらにその上に高く石橋を架けるという構成が特徴だ。 |
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徳川御三家の庭園らしく、立体感と迫力は他の庭園とは一線を画していた。 |
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最後に前庭へ向かう。こちらにも枯滝石組が設けられている。 |
| 二の丸庭園前庭枯滝石組 (ニノマルテイエンゼンテイカレタキイワグミ) |
落差5m | 評価2 | |
水落石は水を模した造形が巧みで、まるで本当に流れ落ちているかのような躍動感があった。 |
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名古屋城は今後、解体のうえ木造で再建される予定だという。確かにコンクリートの天守はどこか味気ない。できることなら江戸城も木造で甦ってほしいと、ふと夢想してしまう。 |
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最後に二の丸御殿を巡る。 |
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表書院は藩主への正式な謁見に用いられた最も格式高い部屋。 |
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対面所は藩主が身内や家臣と私的に対面し、宴席を設けた空間。 |
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そして上洛殿は、徳川家光の上洛に合わせて急遽増築された、二の丸御殿でも最も絢爛豪華な部屋である。狩野探幽による「帝鑑図」や「雪中梅竹鳥図」などの障壁画は名品として知られ、欄間の豪華さもまた目を奪うものだった。歴史の息遣いがそのまま残る空間に身を置き、しばし時を忘れて見入ってしまった。 |
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