中津城の滝(Nakatujyo no taki)


大分県中津市二ノ丁
 中津城には江戸時代、中津藩の藩庁が置かれました。



撮影2025/10/18
 中津城は、1588年、 黒田孝高(如水、官兵衛)が領地の中心である山国川河口に築城しました。
 城内に騙されて引き入れられ酒宴の最中に惨殺された城井鎮房を祀った城井神社もあります。
 1601年、黒田孝高の嫡子長政が関ヶ原の戦いの功績で筑前国52万石へ移封されると細川忠興が入封し大修築を開始し、1621年扇型の城郭が完成しました。
 その後、小笠原氏、奥平氏と城主が代わり、明治維新まで奥平氏の居城となります。 
 天守があったかははっきりしませんが、観光目的で1964年、模擬天守が建設されました。
中津城の滝(ナカツジョウノタキ) 落差2m 時間5分 評価1
 天守の前にはお花畑と池がありびっくりです。滝も流れていました。中津城は民間が運営していますので、色々アイデアを出しているのでしょうか。
 滝の映像
 城内も花飾りで一杯で、これも初めての経験です。
 大般若長光のコピーがありました。室町時代に600貫という破格の代金で取引されたことから、600巻の大般若経にちなみ大般若長光と命名された天下の名刀です。
 長篠の戦いで功績があった奥平信昌に家康から与えられ、奥平家分家の松平奥平家(忍藩)へと伝わりました。現在は国宝指定され東京国立博物館が所蔵しています。
 尚、太刀は刃を下向きに展示するのが一般的なので展示方法が間違っていますね。もしかすると高低差のある丁子乱の波紋を見せたかったのかな。
 海が近くに見えますが、さすが今治城・高松城と並ぶ日本三大水城の一つです。



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