雲間の滝(Kumoma no taki)

長野県松本市安曇地図 評価4
 国道158号線を松本から高山に向けて走っていると、山吹トンネルを越えて、その名も雲間トンネルの手前に一瞬、雲間の滝を見ることが出来る。



撮影2026/9/19
 奥穂高岳を登った帰りに雲間の滝を再訪した。
雲間の滝 (クモマノタキ) 落差60m 評価6
 やっぱり夏は樹勢におされ見えないようだ。
 滝の映像



撮影2020/8/10〜11
 真夏の上高地を、奥さんとふたり再び訪れた。今回の目的は奥穂高岳。横尾から涸沢を経て山頂を目指す、北アルプスの王道ルートである。
 装備は万全。テント泊を前提に、食料も十分。だが、山はいつも思い通りにはいかない。
(私の携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、ヘルメット、手袋、レインウェア、携帯傘
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料 (カップヌードル×2、五目御飯×2、ドライカレー×1、エビピラフ×1、おにぎり×3、非常食×2、キャラメル×2、チョコレート×2、ペットボトル×4、ジョニ黒)
 ・テント、マット、寝袋、バーナー、鍋
(奥さんの携行装備)
 ・登山靴、帽子、ヘルメット、手袋、レインウェア、携帯傘
 ・GPS、コンパス、地図、ヘッドライト
 ・食料 (カップヌードル×2、五目御飯×2、五目ピラフ×1、おにぎり×3、肉じゃが×2、非常食×2、キャラメル×2、チョコレート×2、ペットボトル×4)
 ・ツェルト、マット、寝袋
(6時50分)
 最も一般的な横尾から涸沢経由で山頂を目指すが、今回は涸沢でテント2泊の予定だ。
(6時56分)
 すぐに河童橋に着いたが早朝の為か、コロナ影響なのか人影もまばら。
 前夜、小梨平キャンプ場で女性が熊に襲われたという話を聞き、静かな上高地に緊張が走る。
(7時46分)
 明神まで50分。奥さんが「休みたい」と言い、ベンチでしばし腰を下ろす。
 大天井岳方面はよく晴れ、梓川の流れも清らかだった。
(9時10分)
 徳沢園に到着すると、今度は「コーヒーが飲みたい」と奥さん。ここでも45分の休憩。
 のんびりした歩みだが、山旅らしい時間でもある。
(10時50分)
 横尾に着いたところで、私の腰が限界を迎えた。前日の朝、軽いぎっくり腰になっていたのだが、「歩けば治るだろう」と高を括っていた。
 しかし、ここから先は本格的な登山道。15kgの荷を背負って登るのは無謀だった。奥さんに謝り、ここで撤退を決めた。
 見上げれば、前穂高岳だろうか、穂高の峰々が青空にそびえている。悔しさが胸に残ったが、山は逃げない。また来よう。
(13時15分)
 せっかく重い荷を背負ってきたのだからと、徳沢園でキャンプ泊することにした。
 久しぶりのテントで張り方を忘れかけていたが、何とかテントとツェルトを設営。
 奥さんのツェルトは熊に襲われたらひとたまりもないだろうなぁと思いながら、私は快適なテントの方に泊まる。
 去年、薬師岳に登った時は麓の折立でテント泊したが、その時は私の方がツェルトで朝、結構、結露で濡れそうになった。そこでテントの方はしっかりフライシートも掛けた。
 翌朝、奥さんに「どうだった?」と聞くと、「快適だったよ」と笑顔。ほっと胸を撫で下ろす。
(9時15分)
 翌朝は予定もないので、ゆっくりと出発。
 食料も非常食を除いて3日分ぐらいは持ってきていたが、徳沢園の朝定食を見たら食べたくなって頂くことに。
 もう完全に観光モードだ。
(10時15分)
 観光モードついでに穂高神社奥宮を参拝することにした。
 明神橋からは明神岳 (2931メートル) が良く見える。
 穂高神社は安曇野市の穂高駅前に本宮、ここ上高地に奥宮、そして奥穂高岳山頂に嶺宮がある神社だ。
 奥宮は穂高見神を祀っており、上高地の地名は、神垣内、すなわち奥宮と明神池に由来しているという。
 毎年10月8日に明神池に舟を浮かべる御船神事が執り行われる。
 本宮の御船神事は男船と女船のぶつけ合いが勇壮だが、奥宮の御船神事は山の安全を神様に感謝するお祭りで、神官による祝詞、巫女による舞が奉納された後、平安装束に身を包んだ神官らが龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の2艘の御船で明神池を周遊するという優雅なもの。
 雅楽の調べの中、荘厳で神秘的な明神池で繰り広げられる光景は、さながら平安絵巻のようだと言われており一度見たいものだ。
 奥宮では結構式も出来る。
 山男・山女には堪らないと思うが、呼ばれた親族はさぞ大変だろう。
 観光ついでに梓川右岸の自然探勝路で帰ることにした。
 観光客が歩くだけあって良く整備されている。
(13時10分)
 岳沢沿いの登山道と合流。
 この先は前穂高岳経由で奥穂高岳に行くことが出来るが、日本アルプス屈指の急登りで死亡事故も起きている健脚者向けコースだ。
 岳沢の水は本当にきれいだった。
 小梨平キャンプ場で昨日、人が襲われたばかりだが、熊よけを兼ねて音楽を鳴らしていたら、外国人の観光客から何で音楽を鳴らしているのかと聞かれ、この看板を教えてあげた。
 この辺は熊がたくさんいるそうですよと教えてあげたら、驚いていた。
 河童橋に到着。
 あいにく曇り空で穂高の山頂付近は見えない。
 焼岳も上の方は霧がかかっていた。
(13時50分)
 7番乗り場からさわんど駐車場まで戻る。
(14時25分)
 今回の穂高岳登山は残念な結果に終わったが、体調の良い時にリベンジしたい。
 上高地と言えば雲間の滝。
雲間の滝 (クモマノタキ)地図 落差60m 評価6
 残念ながら夏の緑の勢いに隠れて全く見えない。



撮影2018/7/14
 槍ヶ岳を登った帰りににさわんど駐車場にほど近い雲間の滝を見てきた。
雲間の滝 (クモマノタキ)地図 落差60m 評価6
 上段は木々に隠れ、最下段の滝の上部だけが見える。
 落差60メートルの巨瀑は全容をなかなか見せてくれない。



撮影2015/10/10
 北アルプスの南端に位置する百名山・焼岳を訪れた。
 中の湯温泉近くの登山口に着いたのは午前8時前。すでに駐車場は満車で、やむなく路肩に車を寄せる。紅葉の盛りとあって、朝から登山者の気配が濃い。
(8時00分)
 登山口を出発する。
 まず目に入ったのは「焼岳登山者の方へ」と書かれた警告板。
 大正池が大正時代の噴火で生まれたことを思えば、焼岳が今も常時観測対象の火山であるのも頷ける。
 尾根沿いの道は標高1600メートルから2444メートルまで、約850メートルの登り。急登が続くが、ところどころに置かれたベンチがありがたい。
(9時15分)
 1時間ほどで、現在は通行禁止となっている中の湯登山道との分岐に着く。
 周囲はちょうど紅葉の盛りで、ナナカマドの赤がひときわ鮮やかだった。
 右手には大きくえぐれた下堀沢が口を開け、山肌の荒々しさを見せている。
 森林限界を越えると視界が一気に開け、焼岳の噴煙が近づいてくるのがわかる。火山の鼓動が、風に乗って伝わってくるようだった。
(10時20分)
 分岐からさらに1時間ほどで、南峰と北峰の鞍部に到着。
 足元には火口湖・正賀池が静かに広がっていた。
 本来の最高峰は南峰(2455メートル)だが、現在は立入禁止。
  北峰の方を見ると、噴気孔から白煙が絶え間なく立ち上っている。その右側を通る登山道を、少し緊張しながら登っていく。
 北峰の肩に出ると、突然視界が開け、上高地の谷が眼下に広がった。
 ここで上高地側からの登山道と合流し、一気に登山者の数が増える。山頂まではあとわずかだが、途中にひとつだけ気の抜けない岩場がある。
(10時30分)
 登山口から2時間30分で2444メートルの山頂に立つことが出来た。
 南側には乗鞍。
 北側には笠ヶ岳の尖った雄姿。荒々しい穴ヶ谷も見える。
 目を凝らすと以前、行った新穂高ロープウェーの駅舎も確認できた。
 西の彼方には白山が霞んでいる。
 振り返れば、正賀池と南峰の向こうで噴煙が風に翻弄され、白い尾を引いていた。
 火山の生々しさと、秋の澄んだ空気が混ざり合う独特の山頂だ。
 しかし、噴煙を眺めていると、噴火するのではと落ち着かなくなり10分ほどで下山を決めた。
 下山路を見下ろすと、黄色を基調とした紅葉の中にナナカマドの赤が点々と散り、まるで絵画のようだった。
(11時50分)
 1時間10分で中の湯登山道との分岐に戻る。下りなのに登りと同じ時間がかかったのは、景色に見惚れていたせいかもしれない。
 ベンチで10分ほど昼食をとり、再び歩き出す。
(13時10分)
 5時間強の山行を終え、焼岳の紅葉と火山の迫力を間近で味わえたことに満足して登山口へ戻った。
雲間の滝 (クモマノタキ)地図 落差60m 評価6
 焼岳へは高山市側から行ったが、帰路は松本側へ。
 雲間の滝周辺の紅葉はもう少し先のようだ。



撮影2010/10/24
 松本側から行くと、雲間トンネルの一つ手前の山吹トンネルを越えたチェーン着脱場からも大きな滝が見えるが、これは別の滝だ。
雲間の滝 (クモマノタキ) 落差60m 評価6
 名前からして大きな滝であることは確かだが、いかんせん遠すぎる。
 遠望では滝の一部が見えるだけだった。



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